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風の小径 詩片

私が在る – 蟹座新月│詩片

2023年7月18日 蟹座新月。⁡⁡⁡⁡

 

私はずっと前へ進んできた。
⁡⁡何もしていないように思われていても、⁡⁡
遊んでいるだけのように思われいても、
私はずっと、少しずつ、成長し続けていた。

⁡⁡⁡⁡ただ目撃することだけを通して

⁡⁡⁡⁡ただ巻き込まれることだけを通して⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡

 

私はそんなに羨ましい存在だろうか。⁡⁡⁡⁡⁡

ただ一日 コンピュータの前に座り⁡⁡⁡

見えない光から伝わる情報を通して⁡⁡⁡⁡⁡

精一杯 体力の続く限り⁡⁡⁡⁡

ここに居ることを表現する

ただそれだけの存在。

⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡ 

闇の根源はまだ晴れない。⁡⁡
確かにそこにいる、蠢いている。⁡⁡⁡⁡

それでもひとつずつ⁡⁡⁡

闇は闇が仕掛けた通りに

⁡⁡⁡⁡闇が自らの手で⁡⁡⁡⁡

闇を葬っていくのだ⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡

 

ひとつ闇が消える度に

⁡もうひとつ⁡眠っていた悪魔が目覚める⁡⁡⁡⁡

助けてくれと⁡ ⁡⁡⁡

私を 殺してやると 貪り食いながら

悪魔の中の最も侮蔑に値する悪魔が

仕掛けていった吐き気をもよおす残り香が

燻りたちこめるのだ

⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡ 

私はこれ以上何が出来る?⁡⁡⁡⁡
私はここに在ることしかできない。

⁡⁡⁡⁡⁡⁡私に出来ることは⁡⁡⁡⁡

ただこの流れに乗って⁡⁡⁡⁡

自由に私を体現し続けること⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡

 

闇は闇に堕ち⁡⁡⁡⁡

光は光に還る

⁡⁡⁡⁡⁡その時が来るまで

 

 

私は私で在り続ける者なり

⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡⁡ 

 

私が在る⁡⁡⁡⁡

それが全てを⁡⁡⁡⁡

完全に 正しくする もの也

次回、水瓶座満月⁡。

⁡⁡⁡三倍返しの時が来る。⁡⁡⁡⁡⁡

 

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