「私」の原点：B106の感想

 
2月頭から塗っていたB106「大天使ラツィエル」が終わりましたので、感想を少し。

久々にキツいと感じましたね。
結論から言うと、「辛い境遇から這い上がった経験は自分の”原点”になる」かな。

このボトルは過去の苦い経験を転換する錬金術的なエネルギーがありますが、過去生レベルで働いてくれますね。
ボトルの実物を見ても、なかなか「塗りたい」と思わなかったボトルなのです。
フロストボトルで中身がよく見えなかった、というのもあるのですが、今まであまり必要性を感じませんでした。

過去生レベルでの癒しは、自分なりにずっと向き合ってやっていたので、塗る機会があるのかしらと思っていましたが。。
実際に塗ってみると、「何で今更昔の事を蒸し返されなきゃならないんだ」という状態になりました。(笑)

数年前に癒していた過去生がらみのテーマで、当時の感情と同じものがぐあーっと湧きあがってきたんです。
自分としては珍しく、「塗らなきゃよかった」と一瞬思いましたね。(笑)
でも、まだそれだけ、解消しなきゃいけないものが残っていたという事なんですね。

「まだ過去を生きている自分」というのがいたんですね。私の中に。
その為に、私のハートチャクラが一部閉じたままになっていました。
これ、以前から気づいていたのですが、どうあがいてもスッキリしなくて、もやもやとわだかまっていたのです。どうしたらスッキリするのか、ハートを解放できるのか、ずっと解決法に辿り着けなかったのですが、今回は図らずもそこに辿り着けました。

以前「中国時代の過去生」の記事を書きましたが、今回はその過去生まで遡りました。
以前にもこの過去生には触れて、意識の切り替えはしてあるのですが、今回は別のレベルでの癒しをした、という感じでした。
ずっと肉体レベルで辛かったのです。なので、意識的には比較的楽だったのですが、まともに肉体にダメージを感じました。

ボトルは、癒す為のきっかけを作ってくれるんだな。。といつも感じます。
いっぺんひっくり返して向き合わないと、「錬金術」は起こらないのですよね。

辛いのを感じ切って峠を越えてくると、自然と、意識的にも変化が起こっていました。
ああ、これからはこうしよう。。というような事が、自然と浮かんでくる。
自分でも予想外の計画を立てていました。魂レベルでは予想外でも何でもないんでしょうけど。(笑)
今はその為に、とにかく前進する。という感じです。またそのうち、ここでお話する事になるかな、と思います。

えーと。
峠を越えてみたら、今までより更に「ありのままで居る」ということに抵抗が無くなっていました。
自分らしく生きる為に、自分の「原点」に戻る。
今まで色々な事を学んで、セッションにも取り入れてきたけど、ここでまた「原点」に戻ろう。と。
そんな事が起こっていました。
そもそも私ってここから出発して今があるのよね。。という内容を、改めて再認識したんです。

「原点」を見失うと、軸がぶれますね。
大きなものに巻かれて、「手段」にばかり囚われてしまったり。

これはいつも思うんですけど、
大抵「どうしたらいいか分からない」からコンサルテーションを受けたり、占ってもらったりする人が多いと思うんですけど、

「どうしたらいいか教えてください」
ではなくて、
「私はどうしたいのか」

という所に焦点を当てないと、自分以外の意志に振り回される隙を与えてしまうんですよね。

結局「どうしたらいいのか」は、自分の事をあらゆる角度から知る事で、自ずと解ってきます。
どうしたらいいか分からない、というのは明晰性の欠如。
自分の本質を知る事と、「そもそも私は」という原点に帰る事で、だんだん軸がぶれなくなってくる。

私の「原点」は、鬱を克服するために始めた自己内観の中で、手探りで掴み取ってきたもの。
それは、大きなシステムから学んできた事を忠実に守って実行する人から見たら、到底受け入れられないもので、「あなたがやってる事は間違ってる」と、口に出さなくても思われてるな。。とずっと感じてきたものです。

でも、私がここで書いてきた事、シェアしてきたものは、その頃私自身が経験して感じ取ってきたものばかりです。

私が「勉強」する時って、自分が経験してきた事や、自分の中にあるものを「表現する”方法”を学ぶ為」なんですね。
私の場合は手探りで経験してから同じ事を講義で学んだ、という感じなので、「感覚で理解」してから、「知識として頭で理解」して、改めて「自分の感覚は正しかった」と確信した部分も沢山ありました。

学校の詰め込み勉強が嫌いな人って大抵、自分の中に「答え」を持っている人です。こういう人は画一化された答えの出し方や解答を非常に嫌います。これは生命の樹で言うと、男性性の性質が強い人に多いと思います。
女性性は外から情報やエネルギーを得ないと動けないので、そちらの性質が強い人は、学校や講座で学んだ事を忠実に実践しながら、コツコツ努力するタイプが多いんじゃないかな、と思いますが。

ちょっと話が逸れました。
講義で学んだ事だけでは、こんな長文書けないんですよね。
今生で経験した事、過去生で経験した事、色んなレベルでの経験を含めて、経験していれば自分の言葉で語る事が出来ます。それが良い、と言ってくださる方がいるのが、とてもありがたい限りです。
「経験をシェアする」というのは、私のプロファイル３／５（ヒューマンデザイン）から見ると、ごく当たり前の行為です。こういうブログを書く事で、私はちゃんと自分らしく生きてるんだな、と思っています。(笑)

でね、更に自分らしく、というのを、これから先現実にして行きたい。
その為に、色々と変化を起こす必要があるな、と感じています。

今まで閉じていたハートが解放されたら、自分の中の男性性と女性性のバランスも、自然と取れてきたように感じます。
必要ない所に情熱を注いでいると、ストッパーがかかるのが判るようになった。(笑)
今までそれは、「ブロック」だと思っていたんです。でも実は、私の男性性が行き過ぎないようにバランスを取る為の、女性性の働きだったんですね。
女性性がちゃんと機能してるんだなぁ。。と思って、「ありがとう」と心の中で言ってみたら、自分の女性性がとても喜んでいるのが判りました。(笑)自分の事がまた一つクリアに判るようになったんだな、と思います。

ハートが解放されて楽になった今は、とにかくやるべき事に集中しろ、と言わんばかりに。。。ミカエルに
張り付かれてます。監視されてるみたいだ。（爆）←

とにかく、絵を描く作業を再開しようと思います。やりますってば。←

あら。今日はいつもより短い？
「原点回帰」ということで、私の「原点」をずっと綴っていた「お話ブログ」の方に、一番キツかった時の事は書いちゃったんだよね。すいません。(笑)
お話ブログの方は、受け入れられる人とダメな人、極端に分かれると思うので、お勧めはしません。こちらのブログでは割と「平たい表現」で書いてるのですが、あっちはかなりマニアックなので。

でも、そのマニア具合が、私の「原点」だったりします。

マニアなくらいにのめり込んだ「核」がなければ、自分のスタイル、「私らしさ」なんて貫けないんだよね。

結果的に同じものを提供するのだとしても、みんなと同じ画一された基準で行うのでは、「個性を殺す」と私は思っていて、
同時に、同じ所へ辿り着く為の「道」は一つではない、と思っている。
だから、私は、沢山ある「道」の一つであればいいと。
少なくともここは、「大通り」じゃないんです。小さい脇道くらいかな、しっかり舗装もされてないしね。
渋滞を避ける為の抜け道みたいな。「こんな道あったのね～♪」って思われていたら幸いです。(笑)

人の性質は千差万別。
その人、一人ひとりに合った道を見つけて、自分のペースで歩いて行けばいいよね。と思います。

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