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瞑想の扉 自己メンテナンス

「魔術」に対する認識

。。いや、こんな話をする羽目になったのは。。。

このブログの検索ワードを何気なく覗いていて、「正しい黒魔術の使い方」というワードを見つけてしまったからです。しかも1回じゃないんで。

ごめん。正直に言うと、吹いた。←

何のつもりで検索したのかは知りませんが。。。二次元(創作ファンタジー)の話かもしれないので、一概には言えないんだけど、もし本気で黒魔術を実践したいと考えているのなら、ちょっと言いたい。

黒魔術というのは、通常「使ってはいけないもの」に分類されるものです。
正しい使い方とか、そういう次元の問題じゃない。使わないでください。

で終わってもいいのですが、せっかくなのでちょっとだけ、魔術に関する話を。。スピリチュアルを織り交ぜて書いてみようかと思います。

そもそも「魔術」とは何なのか。
基本的な所は、例の如くウィキペディアに載ってるので、それ読んで下されば、ほとんどの場合解決します。

魔術
魔法

白魔術
黒魔術

素人にもわかりやすく、簡潔に書かれてるじゃないですか。
魔術っていうのは、良い方向に使えば「白魔術」であり、悪い方向に使えば「黒魔術」なのです。使い道によってそんな風に区別して呼ばれているだけで、原理はどちらも同じです。
これを見ても、まだ黒魔術を使いたいと思う人は、相当我欲の強い人だと言わざるを得ない。
あるいは、誰かのエネルギーを奪わなければ立っていられないほど、依存心が強くトラウマを抱えて傷ついている人である可能性もあります。

黒魔術は「呪詛」の類と同等なのです。
リンク先に書かれてあるような、何かの存在を呼び出して使役したり、なにか二次元ファンタジーのような派手な事が起こる事だけが魔術ではありません。

一般的に「念」や「生霊」と呼ばれる、ネガティブな思念を誰かに飛ばすこと。サイキックアタック、サイキックフック、他者の生命磁場を犯す行為。他者のエネルギーを奪う事。自ら学ばず、他者の叡智を盗む(情報を読み取り自分のものにする)事。これらは明らかに黒魔術であり、他者に対する「殺傷行為」だと言えますが、
自分を恨む事も、自分を蔑む事も、黒魔術であると言えます。これはネガティブな「念」を自分に向けて発している事になりますので、「自殺行為」であると言えるかもしれません。

人が黒魔術を使う時というのは、明らかに意識レベルが落ちています。
必然的に、意識レベルが下がっていると、見えない世界に繋がる際、低い次元にしか繋がる事が出来ません。
結果的に、何かの存在を呼び出して協力を得るにも、その次元のエネルギーを利用するにも、次元の低い、ネガティブなものしか引き寄せる事が出来ない。という事になります。
簡単に言うと、これが黒魔術を使う際のからくりです。

私の感覚で言いますが、黒魔術を使う際には、五次元以上の次元に繋がる事は出来ません。それ以上の高次には、黒魔術に相対出来る存在やエネルギーがないからです。
だから黒魔術を使いたければ、自分の意識を徹底的にネガティブに落とし込めばいいわけです。←

誰かを利用してやろう、という思い。あの人さえいなければ、という思い。あの人が自分の都合の良いように動いてくれればいいのに、という思い。それらは全て、黒魔術を使う際の原動力になります。

エネルギーは言葉で表現する事によって大きく動きます。人の思考は、エネルギーを操る道具であると思ってください。
そして感情は、繋がった次元からエネルギーを引き出す「呼び水」となり、実際に相手に飛ばすエネルギーそのものにもなります。
いくら言葉を綺麗にしていても、感情がネガティブなままでは高次には繋がれません。よって動かせるエネルギーは低次元のものになります。
言葉と心が裏腹では、良い方向には動きません。思考と感情を統合する事が、ここでも必要になってくると感じます。

誰かの事を根深く恨みに思っている人、陰口を叩く人は、無意識に黒魔術を使っている事になります。
サイキッカーの場合は、そうでない人の何十倍、何百倍ものエネルギーを、相手に叩きつける事になります。
その結果がどうなるかは、火を見るより明らかですよね。
これが判ると、スピリチュアルに関わる人、特にエネルギーヒーラーをする場合は、常に意識を高次に保ち、感情の浄化をし続ける事がとても大切なのだと思い知らされますね。

低い次元に関わる場合には、必ず「契約」と「代償行為」が伴うと、以前書きました。
誰かに念を飛ばすと、必ず自分にも跳ね返ってくる、というのは有名な話です。これも「代償行為」に相当します。

ついでなので、「低い存在の方が願い叶え力が強い」という話にも触れますが、
低い存在の方がパワーが強いと感じるのは、彼らが私達が居る三次元に近い場所に存在しているからです。
物質界に近いほど、物質を動かす力に長けています。実際に物質界の元素を動かすので、パワーが強いと感じます。
願いを具現化する事は、エネルギーを物質化するのとほぼ同じです。
物質界に近い方が、より素早く、具体的に形にしやすいと言えます。ただ、インスタントやファーストフード的な感覚があります。「その場さえ良ければいい」という感じも否めない、という事です。
なので、低い次元に繋がって得た物は、一過性のものになる可能性があります。これを一過性でなく、長く持続させるためには、低い存在との更なる契約が必要になり、そういう事を繰り返していると、必然的に中毒症状のような状態に陥ります。アルコール中毒や薬物中毒になるのと同じ原理です。
なので、低い次元の存在に願掛けするのはやめた方がいいのです。

とりあえず、誰にでも関係のある一般的な「黒魔術」に関する事を書いてみました。

逆に白魔術を使いたければ、意識レベルを高次に保つ事です。
高次に繋がって引き寄せるものと言えば、天使やマスターといわれる存在。
天使を呼んで助けを得るというのは、高い次元で魔術を使うのと同等です。
多くの人に呼び掛けて、平和の祈りを一斉に捧げてみたり、神社に行って願掛けするのも、広義では白魔術に当てはまります。

ということは、スピリチュアル業界でセッションを提供している人はもちろんの事、何も知らない一般人でも、無
意識のうちに「魔術」を使っている事になりますね。物質以外のエネルギーを動かす事自体が魔術だと考えるとそうなります。
シータヒーリングも、一種の「奇跡」と呼ばれるものの一つですが、魔術が高次元で働くと「奇跡」と呼ばれたりします。聖書に書かれている聖人達が起こした「奇跡」も同様ですね。
オーラソーマも白魔術系だと、以前書きましたが、オーラソーマを提供している人には、自分が「白魔女」だと自覚している人が、結構いらっしゃるみたいです。

ここで、タロットの「魔術師」のカードがふと気になりました。

「魔術師」って、結局どういう人なんでしょうか。
簡単に言うと、自分の中には既に力があり、技能も才能も、叡智も既に持っているのだ、という事を理解すれば、外にある力を自分のものにする事なく、自分自身の持っている力を発揮する事が出来、自分の力を発揮していれば、宇宙や、あらゆる次元のエネルギーが自分に呼応する。そうすると、結局は自分を取り巻く世界が動くのですね。
自分が持っているものを信頼し、持てる力を発揮すれば、上記に書いたような原理で物質界でもエネルギーが動き、自分の願うものを引き寄せるようになり、あらゆる事が可能になる、というのが、「魔術師」の本来の姿です。

「魔術師」になる為に、特別な呪文や魔方陣など必要ないのです。
ただ、自分の思考、感情をクリアにし、自分が起こしたアクションで、どんなものが引き寄せられるのか、それを注意深く見守る事です。
結果を見て改善が必要ならば、自分自身の思考パターンや感情を見直して、ネガティブな部分があればポジティブに転換していきます。

人の意識の成長は、それの繰り返しであると言えます。
タロットの「魔術師」というのは、完成された人間のモデルでもあります。
みんな「魔術師」になる為に、アセンション頑張っているのですね。(笑)

今は、魔術的な何かのおまじないをするよりも、自分の肉体、見えない身体、オーラを綺麗に浄化して、今やって来ている変容のエネルギーの波に乗る事の方が、自分の人生の目的を果たしやすくなり、願いが叶いやすいようになっていると思います。
大きなエネルギーの波に乗る為には、自分の中にある不要なものを手放す事。心を軽やかにしていなければ、自らの重みで波に呑まれて沈んでしまいますから。

良いオチが付いた所で終わりたいと思いますが、
「使い魔の使役の仕方」とか判らないじゃないか。という方の為に一言。

アカシックリーディングでも、ヒューマンデザインやその他のセッションでも、私自身がシャーマンである事が証明されちゃったので言いますが。。

ある一定の存在を使役するというのは、普通の人がやるべき事ではないです。
そういう存在は、古い時代から、シャーマンなどの巫術師や、陰陽師などと呼ばれる人のみが扱えるものです。長い年月をかけて、契約や訓練を重ねて得たものを、血統や魂を通して受け継いでいるから「使役」が出来る場合が大多数で、普通の人が知識を得たくらいで扱えるものではありません。
過去生からの経験や積み重ねがない人がそんな存在を相手にすると、逆にその存在に「喰われて」しまいます。

以前、「黒魔術は使い方を誤ると自分を傷つける」という類の書き方をしたので、誰でも扱えるのだと誤解を招いたかもしれません。そこはお詫びいたします。

私の傍に居る「使い魔」は、私のいくつもの過去生を通して、ずっと契約を守り続けていた存在です。今生で私の次元上昇について行く為に、自身の「闇」の部分を取り除き、低い次元には存在しないようになりました。彼にはもう「使い魔」という呼び名は相応しくないだろうと思います。
それくらい、今は黒魔術が必要のない時代なんです。

扱える人であっても、もう手放す時期に来ているのではないかと思っています。でないと、新しい時代の波に乗れない、アセンションの波に乗れないのです。

「使い魔」であった彼は、今生私のハイヤーセルフが次元上昇の為に準備しているものを見て、最初愕然としていました。過去生から、意識上昇の為に私と一緒に頑張っていた彼でしたが、これからの新しい時代の方法を見て、かなりのカルチャーショックを受けていたようです。
その後、彼は私と共に新しい時代の波に乗る事を、決意してくれました。自分から闇の力を手放す事を決めたのです。

全ての低い存在が、彼のように闇を切り捨て、次元上昇出来るとは限りません。
彼らを相手にしていると、本来自分の為に使われるはずの時間や、生命エネルギーを消耗します。
だから、通常は低い次元に関わらない方がいいのです。

意識を自分の中心に向け、光の源に繋がる事を常に意識して、感情を常にクリアに保っていれば、おのずと自分に必要なもの、最適な出来事がやってきます。
自分が本来持っている力、才能を信じて精一杯生き、大きな時代の変化の波に乗っていきましょうね♪

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