「肉体変容の覚書」⑫内分泌療法と術後乳がん検診編│自己メンテナンス

乳がん闘病の記録、第12弾です。

前回までの記事はこちらへ。
➀検査編
②続・検査編
③術前化学療法編(DOC療法1クール目)
④術前化学療法編(DOC療法2クール目)
⑤術前化学療法編(DOC療法3~4クール目) 
⑥術前化学療法編(EC療法1~4クール)
⑦化学療法治療結果と術式決定編
⑧手術入院編
⑨病理結果と今後の治療編
⑩放射線治療と内分泌療法編
⑪放射線治療後の体調と内分泌療法編
 

【前回記事終了時点の状況】
ホルモン療法継続中。(2019年3月26日~)

抗がん剤による副作用:手の爪はほぼ回復。足の爪は生え変わるのが遅いのかまだ副作用の痕が残る。
頭髪はベリーショート。現在4~5㎝。おでこが半分隠れるくらいの長さ。髪質は少し細くなった感じでふわふわしている。くせ毛が目立ってきて髪の毛全体がうねり始めた。(治療前はほぼ癖無しのストレートだった)。治療前より白髪が増えている。帽子を被ればウィッグ無しでも外に出られる。(お洒落的には長い髪が好きなので、TPOに合わせてウィッグは使っている)
まつ毛は隙間がほぼなくなってあとは長さだけ伸びればOK。眉は以前より少し薄いがほぼ戻通り回復。
手術による副作用:腕の可動範囲は正常で問題なし。ペットボトルなど重たいものを運んだ後に手術した左脇に違和感が残る事がある。時々手術した左脇の神経がビリビリ痛む(これは完全には治らないので気にしないように言われた)。
左胸の手術創は更に綺麗になり、二つあった傷のうち一つは全く分からない。もう一つは傷が大きいので無くならないと思うが目立たなくなった。脇の傷は割と判りやすく残っている。傷痕の周囲は硬くなっている。触ると痛い。
・ホルモン剤による副作用:体全体に発疹(不規則に出ては引く)。汗をかいた際に全身が痺れるように痛くなり、赤い発疹(特に手足が酷い)。ホットフラッシュ。胃腸の粘膜が荒れて痔になりやすい。
排卵時期とストレスが強い時が特に酷い。鼻腔が狭くなり呼吸困難、動悸などのアレルギー発作が起こる。体温が一定に定まらずグラフがガタガタになっている状態。
・放射線治療による副作用:照射部分の日焼けはほぼ目立たなくなった。左脇手術創と左胸下は色素沈着したのか少し黒さが残る。左脇の筋肉が動かすと引きつる痛みあり。
今のところ重篤な副作用なし。
 
 
【本題】
乳がんの診断を受けてから、ちょうど一年が経過しました。

■2019年3月26日~ 内分泌療法(ホルモン療法)継続中
今継続してやっている治療はこれだけです。
が、これが思っていたよりも結構しんどい。
予想もしていなかった発疹にずーっと悩まされています。身体の内側で炎症起こしてる感じがしてならない。
こんな状態じゃ5年も続けられないぞ。と思って、何度か大学病院に足を運びましたが、主治医は多忙で会えず、他の先生に診てもらうと的外れな感じの対処療法のお薬しかもらえない感じでした。

■2019年7月22日 乳腺科受診
・ホルモン療法の薬が切れるので、それをもらいに行ったのですが、診察してくれたのは主治医ではなく、針生検してくれた女医さんでした。
・この女医さん、人当たり良くて話は聞いてくれるんだけど、割と適当感がある。
・「ノルバデックスは飲んでるうちに体の方が慣れてくると思うから大丈夫だと思うけどな~」という感じで、「じゃあ酷い時だけアレルギーのお薬出すので飲んでください。呼吸が苦しい時は我慢しないで電話してね。軟膏もいる?じゃあ出しとくね」と言われるが、以前他の先生に診てもらった時に「これは薬のアレルギーじゃないから今度は皮膚科行ってください」と言われたので呼吸が苦しくなっても電話しにくいんだよ。問診だけで検査もしないで突っぱねるのやめてくれませんか。重篤なアレルギーが出ても病院に電話しづらくなるでしょうが。
・患者としてはこれは完全に安心できる状態ではない。こんなのが5年も続くんならホルモン療法やめるぞ。と、密かに意を固めつつあった。主治医も同じような対応ならホルモン療法中断も考えようと思っていた。

■2019年8月1日~ フィットネスジムで筋トレを開始。
・日常生活を送る為の体力に不安を感じるようになったので、運動量を無理なく調整出来るジムで、体力回復の為に運動を開始。「筋トレは筋肉痛が出るほどやると逆効果」と言われ、運動後にぐったり疲れない体力維持程度の運動を続けている。
・最初の1週間は、身体が慣れておらず手術した左胸にリンパ液が溜まってしまい痛みが出たが、2週目以降慣れてくるとリンパの滞りも減って身体も楽に動くようになってきた。
・ただ、大胸筋に負荷をかける運動が辛い。マシンを使っているとすぐに痛みが出て腕が重くなる。
・ちなみに最初の体力測定で70代の体力しかない事が判明した(私は現在40代後半)。大きな治療が終わった後、筋肉がかなり落ちて、日常生活でもすぐに疲れて休む時間が余計に必要だったが、なるほどこれが70代の体感なのか。。と妙に納得してしまった。これから徐々に年相応の体力を取り戻すぞ。

■2019年8月2日 術後乳がん検診
・治療後初めての乳がん検診。マンモグラフィー、採血、超音波を受けました。
・大学病院でマンモ受けたのは初めて。検査技師の女性が機械に合わせて胸をセットするのだが、これが結構な力技だった。背中からすごい密着してくる。女性だからまあいいんだけど。(笑)
・手術して硬くなった部分が機械で押しつぶされると痛くてたまらない。しかも「乳腺重なっててよくわからないのでもう一回やります」と言われ、ふええ上手く撮って早く終われ(泣)と祈るばかりである。
・乳がん見つかった時のマンモでも、しこりがある部分だけ硬くて悲鳴が出そうなほど痛むので、結果見なくても結果わかるよね。。と密かに思う。まあ今回のは手術創が硬くなってるから痛かっただけだが。
・この日は検査のみで終了。結果は後日出る。

■2019年8月21日 乳腺科受診・乳がん検診結果・リハビリ科受診
・やっと主治医に会えた。(感涙)←
・検査の結果を聞く前にホルモン療法の不具合を主治医に訴える。
・「いまアレルギーの薬は継続して飲んでないんやね?じゃあ毎日飲んだらいいよ、他の患者さんもホルモン療法の薬とアレルギー薬を併用して飲んでるから。ステロイド軟膏じゃ収まらないと思うんだよねこの発疹は。軟膏効かないでしょ?軟膏で収まるような発疹じゃないんだよねこれは。じゃあ1日1回飲めば効くアレルギー薬出しますね」。。もっと早く聞きたかったその言葉。(泣)
・「一度発疹が出始めると、後から強い薬飲んでもなかなか効かないので早め早めに飲んだ方がいいです」。。その辺は抗がん剤の時と一緒なのね。。わかりましたとにかく薬ください。薬くれないと飲めないからとにかく薬を出してくれ。←
・ジムで筋トレを始めたので、その事も少し話す。「放射線で皮が突っ張ってると思うので、動かさないと余計に痛むから積極的に動かしてください。痛いのは気にしないで、負荷もかけても大丈夫」と言われる。
・ちなみに乳がん検診の結果の方は「異状なしでした」の一言で終わった。←

乳腺科のあと、リハビリ科を受診。最近始めた筋トレが体に合っているか、どれだけの負荷ならリンパ浮腫にならないかを確認したかった。
・手術後にリハビリを担当してくれた技師さんと久々の再会。
・最初にリハビリ科の医師(女医)が診察してくれた。
・リハビリ科の医師曰く、「腕が重だるくなるようだったら負荷かけすぎです。どれくらいの負荷が適切かは本人しか解らないので自分で判断してもらうしかないですが、腕が重だるくなるかどうかが目安。動かした後はアフターケア(リンパマッサージ等)をしっかりしてください。最初の負荷に慣れて痛みとリンパの腫れが出ないようなら、少しずつ様子を見て負荷を上げていくのはOK」
・最後にリハビリ担当技師と話をする。ジムのパンフレットを見せると、「ペック・デックだけはやめた方がいい」と言われた。「手術で大胸筋痛めてるからね。あとリンパも取ってるからこれはキツいと思う。負荷なしでエアでやって丁度いい。負荷かけずに腕を沢山動かすのは大丈夫」
・結局、主治医とリハビリ医師とリハビリ技師のどれを信じればいいのか分からなくなってしばらく悶々としていた。ただ、医師たち3人の話を聞いていると、医師が想定している乳がん患者の運動とは、ウォーキングとヨガであって筋トレは想定していないのではないか。。と思い至る。

・で、薬局に処方箋を持って行ったら、「ホルモン治療の薬、3ヶ月分のうち1ヶ月分在庫がないので、足りない分は後日ご自宅に郵送します。あとアレルギーのお薬1ヶ月分しか出てませんけど大丈夫ですか?」と言われ。。。またやられたわ主治医のうっかり事務的ミス健在。とか思う。(笑)
・薬剤師さんが大学病院に問い合わせてくれたので、アレルギーの薬も3ヶ月分出してもらえた。
・この日から早速、アレルギーの薬を毎日飲み始める。

というわけで、現在飲んでいるお薬は、
ノルバデックス(タモキシフェン):抗ホルモン剤。エストロゲンを抑える薬。
ザイザル(レボセチリジン):抗ヒスタミン剤。かゆみや発疹、アレルギー症状を抑える薬。
の2種類です。朝はノルバデックス飲んで、夜にザイザルを飲む。
 
 
ザイザル飲んで一晩寝たら、朝起きぬけに急激に体温が上がって全身痛くなったり汗がどっと出る事がなくなりました。。ホルモン療法始めてから身体が内側から火照るので、この夏はずっとエアコンつけっぱなし、扇風機回しっぱなしで寝てたのですが寒くて目が覚めた。久々に手足が冷えて寒いと感じました。。しかしこれがいつもの私です(末端冷え性なので)。。身体に熱がこもってたんだねきっと。エアコンの温度も例年より1~2度下げないと熱が身体に籠って頭がボーっとして生活できないレベルでしたが、やっと温度上げられるかな。

体力に危機感を感じて、今月からジムに通い始めました。手軽に行けてサッと運動して帰れる、スタッフさんが体調に合わせてマシンの使い方をチェックしてくれるので通いやすいジムです。おかげで長く続けられそうです。
私が通ってるジムは筋トレメインなのですが、一般的なイメージのハードな筋トレはしないし、スタッフさんがこまめに運動サポートしてくれるので女性にはとても良いですね。私以外にもがん患者さんが2~3人、リハビリ代わりに通ってるらしいので私も頑張ります。
早速、使えないマシンがあるとスタッフさんに伝えると、そのマシンだけ使わないでエアで同じ動作をする事になりました。エアでも充分大胸筋に負荷がかかることが分かったので、当分はこれで行こうと思います。とにかくリンパ浮腫になってからでは手遅れなので、慎重に越したことはないのです。

あと、今日からやっと温泉解禁です。(放射線治療で皮膚が弱ってたので3か月間は温泉入浴禁止だった)
 
 
次の診察予定。
■2019年11月13日 乳腺科受診
ホルモン療法の薬が切れるのでもらいに行きます。

■2020年1月 乳がん検診の予約
■2020年2月 術後乳がん検診2回目

ひょっとしたら、次の記事を書くのは来年の2月になるかもしれません。
 
 
今年は熱かったなあ。。獅子座の季節も終わったし、そろそろ涼しくなってくるかな。。写真全然撮れてないや。また撮りに行かないと。
 
 

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