和アートWS・緑の森│パステルアート

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今日はこちらの絵を描きました。
左のお客様の絵の方が、お手本に沿っています。
私はあの~。。描いてるうちに違う絵になっちゃったね。(^^;)
どちらの絵も、初夏の清々しい感じが出ているかな~と思います。

ここでは時折、「同じ絵を描くにしても各自の個性を出してくれ」という内容の文章を書いてきましたが、個性を出すには自分なりの表現技術を習得していなければならないですよね。

全く同じ絵を模倣しても、技術として描き方を自分のものにしていってる人と、真似しかできなくていつまでたっても自分の絵が描けない、という人がいます。
。。もう答え書いちゃったな。この二人の違いは、習得する部分の違いなんです。

まずは自分がどんな癖を持っているかを知る事から始まります。
私は、どれだけパステルを乗せていっても薄ーい色の絵しか描けない人なんです。
逆に、最初からたっぷりパステルを重ねて濃い色の絵を描いちゃう、薄く描けないという人もいます。
どちらにも良い所があって、薄ければ透明感が出るし、濃ければインパクトの強い、訴えかけるような絵が描ける。
でもほら、普段の自分とは逆のものも表現したい、って思うのが人間ですから、
そういう時こそ、薄い絵の描き方、濃い絵の描き方を技術として習得していけばいいんですよね。

元々の自分の描き方の癖も充分個性なんですが、自分とは違う描き方を習得すると、表現の幅が広がりますから。。そういう技術的な所は、いくらでも真似して身に付けていったらいいと思うんです。
ただ絵を丸ごと模倣しただけで、その絵の描き方をマスターした事が技術を習得した事だと勘違いしている人もいますので、それは違いますよ、という話です。

ただ、基本的に「和アート」は、技術の習得のための絵ではないと私は思っています。
「型作る時は普通のカッターよりもデザインナイフの方がお勧めですよ」とか、「指で描くよりスポンジ使った方がいい」「もっと良いパステル画材がありますよ」とか、アドバイスを下さる方もいました。(笑)
でもね、申し訳ないのですけど、それをやってしまったら「和アート」じゃないんですよ。

「指で描く」というのは和アートの根幹に関わる基本中の基本なんです。高級な画材を使わないというのもそうです。
この辺りが理解できないインストラクターさんは、もう一度インストラクターのテキストを読み返して、細谷先生が和アートを通して何を実現したいと思われているのかを、勉強し直した方がいいかもしれませんね。

和アートのやり方がどうしても許容できないのであれば、和アートの範疇外で、普通のパステル画として描けばいいだけの話です。良いものを使うなとは言ってませんので。

和アートは基本的に絵画療法だと思ってるんです、私は。
描いた絵を見せて誰かを癒す、というよりも、自分が描くことによって”自分が癒される”のが和アートです。だから絵の上手い下手は関係ないんです。和アートでは決して完成した絵を修正しろとか下手だとかは言いません。言ってはいけない事になっています。ただ、描いてる途中にアドバイスを求められれば、「こうしたらいいよ」と指導は出来ます。

基本的な考え方がこうなので、和アートのWSで絵が上手くなる保証は全くないのですよ、実は。(笑)
本当にうまくなりたいなら、それなりの絵画教室に通って、怒られながら厳しく指導してもらった方がよっぽど上達しますから。私は声楽を専攻していた音大卒なので言いますが、自分で自分を追い詰めるくらいストイックに打ち込めない人は、決して上達しません。それは音楽も絵画もスポーツも、皆同様です。
でも、こうして自分を癒す事から描く楽しみを覚えて、もっと上達したいと思うようになるのはとても健康的で、その人自身が次の段階に進んでいるのだ、と分かる瞬間なので、とても嬉しいですね。

私の和アートWSは、心を表現する場所、心の成長を自身で感じ取る場所であってほしいと思っています。それが出来ていれば絵の完成度はどーでもいいんです実は。(おい)

でもそうやって、自分の心の成長を、自分が描いた絵から感じ取れるようになったら、その絵はその人にとって、かけがえのない大切なものになると思います。

とまあ、また偉そうなことを言って終わります。←
また次回も、楽しくお絵描きしましょう☆

(2015年7月21日追記)

 

展示用の加筆修正、とりあえず終わり。

桜荘園 -作業場の片隅-さん(@ceresiamanere)が投稿した写真 –

 


上記の絵を含む2点の絵を、8月に某展示会で展示していただく予定だったのですが、政治的判断も絡む諸事情で辞退することにしました。この絵だけは既に先方にお渡ししてしまったので展示されるかもしれませんが、今後は一切関わりません。
私自身の意に沿わない政党支持や私の意に沿わない思想普及に、直接的、間接的に利用されるのを避けるための判断です。ご了承頂けましたら幸いです。

(2015年8月21日追記)
今回の展示会が始まる前に、上記の絵は破棄して頂いて結構ですとお伝えしたのですが、展示会初日に、主催者から「この絵を欲しいという人がいるのですが、いくらならこの絵を売りますか?」と突然電話がかかってきました。寝耳に水でびっくりしました。今思えば、初日の早い時間に来て、値札も付いていない絵をいきなり買いたいって言う人がいるのか?と。
最初から返してもらうのを断念し、破棄する事は考えていましたが、売る事は全く考えていませんでした。
結局売る事を了承してしまったのですが、この絵が、展示会主催者が関わっている宗教的・政治的団体の利益の為に商品として売られたとしたら、私としてはとても残念です。
ちなみに、私が販売価格として聞いているのは3000円です。これは全額私が受け取ることになっています。それ以上の金額で購入を勧められた場合は、購入をお控えくださいますようお願い致します。

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