カテゴリー
瞑想の扉 自己メンテナンス

タロット遠征・運命の輪が回る2022年秋

一か月以上前の話なんですが、東京に行ってきました。その時のお話を少しだけ。

きっかけは、ネットでこれを知った事。

 

これは行くわ。

 

理由はそれだけです。

CD付きチケットを購入すると、一足先にCDが送られてきました。

セルジョさん、NHKの音楽番組にも出演したことがあるそうで。

本物のピアニストとタロットの融合です。私が行かないわけがない。

CD聞いたらもう楽しみしかなくなった。

で、せっかく行くのであれば、ついでにタロット繋がりの場所へ行ってみよう。

というわけで、「東京タロット美術館」の予約も取り、小旅行に行ってきました。。🚅

まずは、東京タロット美術館へ。

まさかニチユーさんの上の階にあるとは。

それもそのはず。ニチユーさんが運営する美術館です。

商業用マンションの一室にひっそりと存在する小さな美術館です。お忍びな感じがいい。

館内は撮影禁止なので、パンフレットでご紹介。

ひと言でいうと、

私ここに住みたい。

(ナチュラルヒストリエに行った時も言ってた)

とにかくずーっと居たい空間でした。

いたるところにタロットがずらり。
タロット占術や魔術関連の書籍がずらり。

最高です。

タロット・魔術関連というと、普通の人は「占いの館」のようなオカルトっぽいおどろおどろしい雰囲気を連想するかもしれませんが、このタロット美術館はとても洗練されていて、お洒落な内装でした。図書館みたい。

基本的におしゃべり禁止。飲食も禁止。でもお茶を出してもらえます。静かでタロットに集中できる環境です。

受付を済ませると、タロットカードを1枚もらえます。

「ここで過ごす間の指標(テーマ)にしてください」

という事ですが、私は「運命の輪」のカードをもらいました。

上の写真の、ピンクのカードがそれです。

ここに来たのも運命か。

などと軽く考えつつ、館内探索開始。

 

私はウェイト=スミス、ライダー版タロットは一通り学んできたつもりですが、実はマルセイユ版タロットは一度も触ったことがない。

しかし、タロットの原点といえばマルセイユ版の方なので、今回はマルセイユ中心に見てきました。

この美術館では、見本のタロットを貸し出してもらえます。マルセイユ版を借りてお試しで引いてみたところ、

。。。やっぱり解説書がないと読めん。←
ライダー版と同じ解釈でいいのか?

となり、図書の中からマルセイユの解説本を借りてタロットと照らし合わせていきました。

 

で、借りてきた解説書をめくっていると、ページの間にタロットカードが一枚挟んであったのです。

それがなんと、またしても「運命の輪」。

別の種類のタロットでしたが、完全に運命の輪。

 

なんだこれ。。なんだこれ。。ヤバいぞ。。←

 

そちらは持って帰るわけにはいかず、再び本に挟んで本棚に戻しましたが、

 

なんか運命の女神に囁きかけられている。
なんだ。(わからんのか)

 

んでも、

タロットやオラクルカードは絵柄を読むものだ。

というのは、嘘ですね。←

マルセイユ版を触ってみてそう思いました。

ある程度知識と経験を頭に詰め込んだ後の、絵図から受けるインスピレーション、というのなら、話は解りますけど。

ライダー版はマルセイユ版を解りやすくしたものなんだな。。その分、ライダー版は解釈の幅が狭まっている。使い慣れたら、マルセイユ版の方が思考を解放して自由な解釈が可能だ。

というのが、第一印象でしたけど。

少し原点に戻れた気分です。

滞在時間は90分(制限時間があります)、正直短かすぎる。

せめて半日居させてくれ。

と思いつつ、気になったタロットを買って美術館を後にし、

次に向かったのは、美術館と提携しているコンセプトカフェ。

カフェタローさんです。

誰もいなくなった所を見計らって撮影しました。

ひと言でいうとですね、

俺ここで毎日仕事したい。

と思う快適空間でした。

注文したケーキセット。

全て植物由来の材料を使って作っている、自然派の食品ばかり提供されています。このマフィンは小麦粉を使わず米粉を使っているそうです。すごく胃腸に優しくて美味しかった。ハーブティーもスッキリして美味しい。

で、タロットカフェですから、タロットを借りて自由に引きながらお茶できます。

ルノルマンカード初挑戦です。

このカードが滅茶苦茶可愛いくて元気が出る。今度買う。

これも買うわ、となったタロットカード。

解釈が超絶マスト。

美術館よりも自由にゆったり解放感があって良かったです。何時間でも居られる。。

このカフェではコースターを貰えるのですが、これもタロットの大アルカナになっていて、私は「世界」のコースターを貰いました。

なんと。また輪っかだ。

しかも運命の輪から昇華して完成しちゃったよ。

ここが俺の目的地だったのか。確かにめっちゃ安らぐ。

まだ旅程半分しか終わってないけど完結しちゃっていいのか。

そうか、次に行くコンサートのテーマは「愚者」だったな。いいわ。←

 

 

そしてもう一つ、注目すべきはトイレでした。

もうあの。。

トイレに住もうかなって思ったよね。

ドアノブが剣とか出来すぎやろ。。。なんの厄除けだ。。無敵すぎる。。これはぜひ我が家に取り入れたい。。(無理)

細部にいろんなこだわりがあって良かったです。。上京したらまた行く。

 

 

そしていよいよ、セルジョさんのコンサート会場へ。

会場は「音楽の友ホール」。

クラシック音楽業界で知らない人はいない、「音楽之友社」の自社ビル内にある小さなコンサートホールです。

受付でもタロットカード売ってました。(笑)

会場にあったのは手塚治虫先生などの漫画家が描いたタロットカードなど、個性的なものが多く、お金があったらコレクションとして欲しいな。。と思うもの。

そして、つい今しがた「カフェタロー」さんで触っていたタロットカードが売っているじゃありませんか。

即買いしました。

 

 

会場に入ると、自分の名前を紙に書いて箱に入れました。くじ引きです。

最後にセルジョさんがこの紙を引いて、当たった人は舞台に上がってタロットカードを3枚引き、セルジョさんがそのカードを見て、その人の為だけにオリジナル曲をその場で作って即興演奏してくれる。

贅沢ですね。贅沢です。
当たっちゃったら逆に怖い。(そっとしておいてほしい人)

 

コンサートはまるでトークセッションのような形式。

舞台と客席がとても近いホールで、セルジョさんもカジュアルな格好で気さくに話し、マイク片手にタロットの話をしていたかと思うと、ピアノの前に座って ドゥララララ!。。っと滝のような勢いでピアノ弾き始めるんで、すごい迫力でした。

あのね、この人はね、元々持ってるピアノの実力が半端ない。

この人はもっと大きなホールで弾かなきゃダメだ。
ホールが音響的にキャパオーバーです。

ホールがピアノに負けてる。←

(※音楽大学出身者のたわごとです、気にしないでください。。誰が何と言おうと反響キャパ振り切ってんだよ音量の桁が違うんだ。。クラシック音楽奏者にとって演奏会場は楽器のうちです。。でもイベント内容的に小さなホールでやるのが正解なのだろうな、と思いました。)

ピアノってあんなにデカい音が出るんだ。

と思うくらいの大迫力演奏を聞いてきました。

あのね、音がキラッキラしてます✨✨✨

一音一音粒が立っていて、清々しい純粋さとキレがある。

今度はもっと大きなコンサートホールで聞いてみたいです。

クラシックのピアノ演奏は眠たい😪。。と思っている人、一度彼の演奏を聞いてみてください。

目が覚めます。凄まじい。

(※書きそびれていたので思い出しながら追記。「この人はこんな小さなホールで弾く人じゃない🤣🤣もっと大きなホールで弾かなきゃ🤣🤣🤣凄い🤣🤣🤣🤣」って心の中で変な笑いが止まらなかったよね。。)

曲目は、タロットのイメージにピッタリなクラシックのピアノ曲と、セルジョさんがタロットのイメージで作曲したオリジナル曲。

そして最後に、くじ引きで当たった人が、その場でしか聞けないオリジナル曲を弾いてもらっていました。これがまた良いんですよ。。録音できないのが勿体ない。。。と思うほど。

最後に、「宣伝してくださ~い」ということで、撮影タイムがありました。みんな良い人。

セルジョさんのピアノを聴ける機会があったら、ぜひ聴きに行ってください。この人はとにかく元々のピアノ演奏が凄い。素晴らしいピアニストです。

そして「クラシック音楽業界にタロットのエッセンスを融合させて広めるんだ!タロットは最高の思索探究ツールだから!😊」とご本人は意気揚々でした。

とても心満たされた旅でした。久しぶりに楽しい小旅行でした。

 

 

戦利品です。

美術館ではタロットや書籍の販売もしていまして、いろいろ買ってきました。

マルセイユ版で一番苦しんだ点。

上下が判らん。←

小アルカナで躓くのはここか~。。ライダー版で慣れた身としては辛い。。と思いつつ、家に戻ってから、追加でマルセイユ版を購入しました。

左のモノクロがマルセイユ版。右のカラーはライダー版。

両方缶入りで可愛い。

この黒いやつ。最高です。

もうマルセイユ版はこれでいいわ。

となりました。

シンプル、解りやすい、絵が綺麗、モノクロで余計な情報が全部省かれててスッキリ簡潔。

思考を邪魔しない最良のカードです。カードが定まったのでこれで慣れていきます。

でもマルセイユ版を触り始めてから、正位置・逆位置があまり気にならなくなりました。こだわりが薄れたというか。不思議ですね。

ライダー版は決めつけが割と強い。魔術団体が作ったカードだから仕方ない。

慣れたらもうライダー版使わないかもしれないな。。自分で作ったタロットに、もう少し解釈を足せるかもしれません。

これも転機、ということで。

 

こちらは絵柄が気に入って買ったカード。

しかし、こういう作家ものは、やはり相性がありますね。。

正直にいうと、占い師が自分専用に作ったカードデッキは、少々使いづらい。

私が作ったカードもきっと、人の事は言えないんだろうけど。(笑)

 

タロット美術館で気になっていた書籍を、帰ってからお取り寄せしました。

「リーディング・ザ・タロット」はね。。パラパラめくってるとロスチャイルド家の名前が出てきちゃったから、思わず買っちゃったよね。。。後で読みます。

 

カフェではマグカップを買ってきました。

もうこのマグカップしか勝たん。

それから毎日このカップでお茶飲んでます。今一番のお気に入り。

カフェのマフィンはテイクアウトも出来ます。お土産に買って帰ったら家族に好評でした。

 

そして最後にこれです。

貴和さんの支店が、

めっちゃ近くにあった。

 

もう何時間でも暇潰せるよね貴和さん。最高です。地元にもあれくらい大きな支店があればいいのに。。😭

タロット美術館やカフェタローさんがあった地域、ちょっと歩くと天然石屋さんに当たるほど、石屋激戦区でした。。そんな中に貴和さんの支店もありまして。。なんだあそこスピ系かハンドメイド系の聖地なのか。アキバからちょっと行った所にこんな場所があったなんて知らなかったわ。

今回は貴和さんだけでお腹いっぱいだったので、石屋さんはまた今度、上京した時にでも。

貴和クリスタルの実物を初めて間近で見まして、人工石ながらとても綺麗でうっとりしました。。こんなに綺麗で華やかなら、パーティーにもピッタリだし、人工石も悪くないじゃん?と思います。

落ち着いた地盤強化エネルギーが欲しいなら、やはり地球の土の中から掘り出された天然石が一番ですが。。私は人工ルビーは好きなんですよ、エネルギーがハッキリしてるから。

 

というわけで、タロット遠征の思い出話でした。

仕入れてきたカードや資材で、また新しい発見やモノづくりにチャレンジしてみます。

 

 

コメントを残す