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召喚魔術と意識上昇~等価交換と因果応報の法則

Twitterの星紡夜話アカウントで、昨日のスレッドを見た人達が、それぞれ思う所を呟いているのが色々聞こえてきました。
その中のひとつに答えようと思ったら長文になったので、ブログ記事にします。

短い記事ですのですぐ読めます。

■目次■

ハイリスクな等価交換の法則
存在次元階層で見る、扱える魔術の範囲
自分を追い詰める因果応報の法則
高次から得られる援助とは

 

ハイリスクな等価交換の法則

私が自分の龍神(辰納)と喋ってるのを見て、「自分の低い次元を眷属として動かしてるんだ」と気づいた人が居ましたが、その通りです。

私の場合、通常のハイヤーセルフ(6次元以下、ブリアー界)より下の階層にある自分の存在エネルギーを、眷属のように扱えます。

一般的に知られている魔術で、「自分とは別存在」を召喚して使役する方法がありますが、それ実はあまり…いや全然宜しくない方法で、実際にそんな事してるとどんどん自分に負債を溜めて「召喚して使役してきた存在」に呪い殺される、あるいは人生狂わされる末路しかありません。等価交換の法則があるからなんです。こき使った分だけ必ず見返りを求められます。

なのでこの「召喚魔術」を安全に人の為に使うには、他人に頼らず自分自身の低い次元をこき使うのが一番なんです。

実際に使える安全な魔術は、例えば刀剣乱舞で自分の存在の一部ではない存在(付喪神)を励起・召喚して働かせるのとは全く訳が違います。
勿論、「高名な存在」を呼び出して働かせ、その力を自分の意のままに使うのとも全く違います。(Fateとかもそうですよね。(笑))

自分が召喚してる存在が、実は地上で生きてる人間の存在の一部分だという事に気づいていない人が多すぎます。
安易な召喚魔法は、見ず知らずの他人を拘束してこき使い、見ず知らずの他人を自分が「所有している」のだと主張し、その命を奪う最悪な技法ですので絶対やめてください。

この召喚方法は、実は一般的なコミュニケーション法の応用なんですよね。
地上でも、誰かの協力なしには生きていけない場合が多々あります。
そういう場合に、実力がある人、その地域で権力がある人に援助をお願いする事がありますよね。
それと同じことを少し上の次元にある無意識層で行って、更に下位次元の地上(物質世界)に反映させて具現化し、事を成そう、というのが召喚魔法です。
やってる事は単純で、地上での交渉と何も変わらないんです。力を貸してくれる人(召喚した存在)のご機嫌を損ねると大変な事になる所も地上世界と変わりません。

率直にいうと、こういう「交渉」で力を貸してもらう召喚方法は、普段自分の意識を置いている次元や霊格が低い人達が思いつき実践する方法です。
交渉方法がビジネスで協力関係を築くのと同じなんですが、この召喚者と召喚した存在との関係がビジネスだと思うならまだマシな方で、「主従関係」だと勘違いする人も沢山いるんですよ。一般的な魔術のイメージでは主従関係だと思いがちでしょ?

違いますからね。

 

存在次元階層で見る、扱える魔術の範囲

先程、自分自身の存在階層にある低い次元のエネルギーを具現化(擬人化)して操り、使役するのが一番安全だと言いました。
精霊や妖精、龍神エネルギーなどもそのうちの一つです。
通常、そうやって自分自身の下次元を「使役」できるのは、ハイヤーセルフ以上の階層に辿り着いている人に限られます。

人の意識は必ず「司令塔」を求めます。「司令塔」は地上で人間らしく生きる為にも必須ですので、必ず掴んでおかなければなりません。
その人が現在辿り着ける一番高い次元、そこに見える存在が、その人の「司令官」となります。
ハイヤーセルフまで辿り着けるならハイヤーセルフが司令官(地上での判断力そのものになる)という事です。
アストラル体までしか辿り着けないなら、その人のアストラル体が司令官(その人の判断力)になります。
龍神(生命エネルギー)までしか辿り着けないなら、龍神がその人の司令官です。その人は龍神の指示に従うしかありません。「龍神を使役する立場」になる為には、地上の自分の意識が龍神よりも高い次元にないといけません。龍神は特に、自分よりも低い意識レベルの相手に対しては「おまえの命令など誰が聞くか、お前が俺の指示に従え」とものすごい力で反発します。割と簡単な理屈なんです。

私の場合は、一般的に認識されているハイヤーセルフ(6次元)、アストラル体(5次元)龍神エネルギー(4.5次元)を使役できる意識レベルに到達しています。

私の場合は、一般的に知られているアセンデッドマスター次元の意識体が、私のアストラル体レベルの存在として働き、
一般的に知られている自己の神性(神格)が、私の普段のハイヤーセルフレベルの存在として働いて、私の普段の判断力となってサイン等を降ろしてきます。
それ以下の、一般的なハイヤーセルフやアストラル階層に居る自己存在は、地上で事を成すために働く先兵や使者となります。

生命の樹のアツィルト階層まで辿り着くと、自己の神格を司令塔とし、ブリアー以下の階層を自在に操り使役する事が出来るようになります。いわゆるアダムカドモンレベルの人がこのような状態になります。

ブリアー階層に辿り着いている人であれば、ハイヤーセルフを司令塔とし、イェツィラー階層以下の自己存在を操り使役する事が出来るようになります。一般的な能力あるヒーラーさんであれば大半がこのレベルです。

イエツィラー階層に辿り着いている人であれば、今生の魂を司令塔として、龍神以下の低い階層のエネルギーを使役する事が出来ます。この場合は扱えるエネルギーの範囲が非常に狭く、司令塔の役割を果たす「今生の魂」も、上位階層に居るハイヤーセルフに経路が繋がっていないと正しい判断が出来ませんので、霊能力者や魔術師として奉仕するにはまだ未熟で不十分な状態です。駆け出しのヒーラーさんや、スピリチュアル知識のない霊感がある人に多いです。

イエツィラー階層にも到達していない人は、アッシャー階層のティファレトである顕在意識(地上での意識)が自己の司令塔となります。
つまり、今生の経験の範囲内でしか、状況を判断し決断する事が出来ません。ブリアー階層まで辿り着けば、過去生の経験から得た判断力を、今生の地上生活に活用する事も出来るのですが、「虫の知らせ」が地上の顕在意識まで届かない場合が多いです。霊感が無い人や、既成概念で思考が固まり上位階層に接続できない人がアッシャー階層に当てはまります。

いずれにしろ、ティファレトに位置する自己存在が、自分自身の総司令官となり、地上における判断力となります。
自己の存在階層の中で、どの次元までの「自己の内側に居る存在」が自分の指示に従ってくれるか、という部分を見て、自分の意識や霊性がどの次元まで上昇しているのかを判断する事も可能です。
結局、自己の霊性を磨く事、普段の意識を常駐させる次元を高く設定する事が、「誰にも借りを作らない、誰も傷つけない魔術」を扱う為に必要になってきます。

 

自分を追い詰める因果応報の法則

もう一つ別の角度から書きます。
召喚魔法を使わずに、自分自身のエネルギーを相手にぶつけて攻撃してくる人もいます。これは魔術を習っていない一般の人やスピリチュアリストにとても多い事例です。
いわゆる「悪念(生霊)を飛ばす=自分の下次元エネルギーをこき使う」「悪口や人格否定の言葉を相手にぶつける=相手を呪う」という方法です。これは自分のエネルギーを使っているので、他人から見返りを求められることはありませんが、攻撃した相手から必ず攻撃した分以上の「見返り」が贈り返されます。いわゆる因果応報の法則です。

攻撃された人が反撃しようと思わなくてもこの法則は働きます。自然の摂理と同じなので。

たとえ他存在を召喚していなくても、目に見える結果は等価交換法則とさほど変わりません。因果応報で倒れるか、等価交換で倒れるか、という感じです。

この世界の法則、真理を知らないで魔術や霊能力者の真似事をする事は自殺行為です。
魔術師や能力者になる為に、他人のグリモワール(魔術書)を習う必要もありません。この世界の法則や倫理が解っていれば、自分だけの魔術書を持つことができます。

なので、魔術師や霊能者の修行に、他人は必要ありません。
自己の内側深く潜って内省し、自己の中心に辿り着けば、必ず理解できることがあります。それさえ解っていれば、魔術的にも間違いは起こりませんし、地上で判断を誤ることもありません。

 

高次から得られる援助とは

スピリチュアル業界には、「高次存在」を召喚してそのエネルギーを自分のもののように扱う人もたまにいますが、顕在意識がアツィルト階層まで到達していないのなら、それは分不相応な力を扱っている状態です。身の丈に合わないエネルギーを扱う事は出来ません。いずれは、高次の負荷に耐えられず「地上の器」が潰れてしまうか、天の法則が働いてその人が不利になる状況に追い込まれてしまいます。

普段の意識レベルがアツィルト階層に近い人ほど、地上で物事が具現化・現実化するスピードが速くなります。
アツィルト階層に到達している人の傍にいると、天の倫理法則が具現化するスピードも速いです。「何も意図しなくても天が働く」状態になります。霊格が低い人はこの世界の法則が判らず、間違いを犯して「自然の摂理」に淘汰されやすいため、霊格が低い人は霊格が高い人の傍にはいられなくなります。

本当の高次からの援助は、自分の魂が所属するソウルグループから得ることができます。自分のソウルグループを把握し、そこに居る同郷の仲間・同胞達に援助を求めれば、何の負債もなく地上で願いを具現化する事が出来ます。霊的に親しい仲間達から援助を断られたり、高額な見返りを請求される事はまずないはずです。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。
魔術師や霊能者を志す皆様にぜひ心掛けて頂きたい事柄があります。

地上生活の中で、天の法則が働けなくなるような負債を抱え込まない事

闇の世界で生きている人達や、悪魔的な存在に後ろ指を指されないような生き方を心掛ける事

地上で「闇が付け入る隙がない」状態を保っていれば、「天の采配」が自然と振るわれます。
魔術師が人を助けることがあるとすれば、「天の倫理法則の采配」が、「闇側に傾いた地上の人間を綺麗に淘汰してしまうシステム」に巻き込まれてこれまでの魂の経験を無駄にする事のないよう、天の法則に沿った判断や思考に改めてもらい、それを維持する事が最善だと伝える事だけです。
その人が、先程書いたような「自然の摂理」に淘汰される事のないように。

天の法則や倫理に沿った判断力で膨大なエネルギーを扱う事が「魔術」だと私は思っています。
何の負債も背負わない、光側の正しい魔術の法則が広まり、誰も苦しまない世界が実現する事を心より祈念し、この記事を全体公開いたします。

 

 

 

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