カテゴリー
瞑想の扉 意識上昇関連

「この人頭おかしい人ね」というご感想に対するご返答

昨日書いた記事、追儀「闇を祓う祈り」をご覧になって困惑された方が若干名いました。

「評議会なんて、そんな誰でも繋がれるわけじゃないのよ?私だって繋がらないのに。。」
というご感想を頂いたので、それに関して記事を書きます。

昨日の記事は、最高次からの祈りの波動を落したくなかったので、あまり次元を落さないよう気をつけながら、現世的なエネルギーにならないように余計な事は書かなかったんですけど、今回は補足的にちょっとお話したいと思います。

 

男尊女卑の弊害

まずは。。私がヒーラーやセラピストを生業としていない、という理由で、私の事を「頭おかしい人」だと言っていたヒーラーさんについて。

昨夜、その声を聞いた海外のヒーラーさんたちとも上で少しお話していたのですが、海外の方はこうおっしゃっていました。
「日本には職業としてヒーリング業をしていなければ認められない、という風潮があるのですね? こちら(欧米)では職業に関係なく、この世界(精神世界)に関わっている人はみなスピリチュアリストだという認識があるのですが」
そうです。日本では、職業としてやっていない人は認められない風潮があります。これはヒーリング業に限った話ではありません。全ての職種において、男女関係なく、です。

日本は、家の外で勤めていない人、専業主婦や「女性の仕事」とされているものを、軽視し、差別する風潮が強く残っています。それは男性だけの考えではなくて、日本人の女性たちにもその考えが浸透しているので、欧米のようになかなか変わらないのです。性的被害に遭って今まで泣き寝入りしてきた女性たちが、最近ようやく声を上げるようになってきました。日本人女性にはその程度の精神的地位しかありません。残念ながら。

今の日本人女性は、完全に男性的な考えに取り込まれ、肉体は女性でも、精神的には「男性」として、男性と同じような仕事量と男性と同じ仕打ちに耐えなければ、社会から認められません。日本は、ひとりの女性として独立し、自由に生きるには、とても不自由な国です。

なので、精神やサイキックを扱うスピリチュアリストといえども、しっかりと「ヒーラー業やってます」と宣伝して、お金をもらって活動していないと、男性だけでなく、女性たちからも認められないのです。そうして日本の女性たちは、何かしら自分のやりたい事を見つけて家の外へ飛び出し、お金をもらえるようになってくると、今度は家の中で無償の奉仕をして外で働かない女性を蔑みはじめます。
そもそも、日本人男性はこのような「目に見えない世界」を理解できず、頭から否定する傾向が強い人が多いです。

そうして蔑んでおいて、外の仕事が忙しくて家の中が荒れてくると、女性のせいにするのです。ほとんど例外なくそうです。家の中が荒れたからと言って、男性を責める人はほぼいません。

これは、日本の文化が古くから維持していた「男尊女卑」の弊害です。
今から150年前、明治維新によって、男尊女卑の文化は形だけは崩壊しました。ですが、精神的には未だに根強く日本人の心に蔓延っています。
女性だから家に居ろ、家事をしろ、と肉体の性別で差別する人は少なくなってきましたが、そもそもの「男尊女卑」とはそういうものではなくて、

女性的な役割を蔑み、男性的な役割を尊ぶ、

という風習のことを指しています。

外に出て働くというのも、男性的な役割なんですよね。女性が外で働く事は、男性的な役割をこなしている、という事にすぎません。別にそれが悪いわけではないんです。人それぞれ、外で働かなければいけない理由もあります。

問題は、

家の外でお金を稼いでくる事よりも、家の中で「お金にならない仕事」をしている人を蔑む傾向が強い。

という事なんです。

しかし、「お金にならない仕事」は、生命線を維持するのにとても重要な役割を果たしています。だれもこの役割を果たさなくなったら、外で仕事をするどころではありません。家の内側の基盤なくして外での仕事は成り立たないのです。

これが判らない人が、日本にはとても多い。

私が昨日の記事でお話した、スピリチュアル的なお仕事、役割というのは、とても女性的なお仕事です。地上の私が生活する為のお金にはなりません。だからといって、これをお金をもらってやってはいけないのです。

「プロのヒーラーでもないくせに」というのは、お金をもらって誰かを沢山癒していたら認めてあげるよ、という事ですね。

私は、今まで無償で沢山の人達を癒してきました。これは私にしか出来ない奉仕です。私は無意識層で関わった人達の、苦しみの本質を理解し、苦しみの原因を取り除く事で、「根治」をしてきました。これを10年以上無償で続けています。
1時間や2時間程度、人の話を聞いて、苦しみの原因のほんの一部分、氷山の一角を見つけて、対処療法のヒーリングをするだけでお金をもらって、また来てくださいね?という「商売」をやっている職業ヒーラーとは、やっている事が全く違います。それだけは断言できます。

私は、そのような日本のスピリチュアル業界の現状を知って、絶望して職業としてのセラピストを辞めたのです。そうして、私独自の道を歩んできました。

この考え方はね。。未だに、10年経っても変わってないんですよ。(笑)

日本で、本当の癒しを提供しているヒーラーは、ごくわずかです。
そして、真に霊性を進化させ、真の高次の波動を知っているヒーラーは、更に少ないです。

もう何年前ですか。。。「日本は霊的に発展している、最先端を行っている」という言葉を真に受けて、喜んで浮足立っている人達が沢山いましたが、今もそうなんでしょうか?

日本は霊的にとても重たいです。一度日本の外に出てみれば解ります。気がとても重い。鉛のようだと感じます。本来の姿を抑えつけられているような重圧を感じます。

ところで、最高次の神性は最高のコンディションが整った土地に降りてくると思いますか?
これは真逆です。最悪のコンディションの土地に「バランス」をもたらす為に、最高次の神性が降りるのです。そうしなければ世界の均衡が崩れ、争いが激化します。
だから、最高次の神性は、均さなければならない不毛の土地に降り立ちます。そうしていつも、最高次の神性は迫害を受けてきました。最悪のコンディションを持つ人たちによって。

このような精神性が残っている日本人達が、はたして本当に霊性が進化していると言えるでしょうか。私には甚だ疑問です。

 

流行廃りのスピリチュアル

で、
もうひとりの海外のスピリチュアリストが言っていたのですが、
「日本には流行り廃りでスピリチュアルをやっている人が多いようだ。馬鹿みたいだ」
言葉はキツいんですが、的確なんですよねー。。(笑)

その通りです。日本のスピリチュアルって要するに、欧米から流れてくる「いま流行している」情報を真似して実践しているだけなんです。
あと、「時代の流れ」というものに敏感で、「今はこういう事をするべき」という情報に踊らされています。

日本人スピリチュアリストの主な指針は占星術です。
他にもマヤ暦などの古代暦なども取り入れたりしますが、とにかく節操なくすべてを取り込んでいき、その時の自分の都合の良い事を書いている方を選択し、実践しがちです。

占星術や古代の暦が示すのは地球とその周辺のエネルギー。。要するに地上で生活する為の「三次元」の指針です。占星術や暦は物理と統計学です。これは地上で生きる為にはとても大切な羅針盤であり、活用すれば地上で生きていくのが楽になるかと思います。

ですが、それは「スピリチュアル」とは全く関係ないのです。この意味わかります?

要するに日本のスピリチュアル業界で働くヒーラーさん達は、「地上での生活を良くしたい」という目的の為に働いています。

それは霊性向上とは全く関係ない話なんです。
本人たちはきっと「これがスピリチュアルだ」と思っているはずです。ですが、スピリチュアルの本質からは全く外れた事をしています。

彼等は、自分の「霊的な軸」「自己の神性に基づいた価値観」が確立していないのです。これはスピリチュアルをやるうえでとても致命的なものです。この状態では、ほんの少し偽の情報が流れてきただけで、簡単に流されて波動を落されてしまいます。
業界を離れて外から見ていると、良いと言われているものを求めてあっちへフラフラ、こっちへフラフラ、という感じです。

 

到達した者だけが見える世界

あともう一つですね、
私に批判的な感想を呟いていた日本人のヒーラーさんが、
「評議会なんて、そんな誰でも繋がれるわけじゃないのよ?私だって繋がらないのに。。。(あなたに繋がるわけないじゃない)」
「だって、エネルギー的におかしいわよ」
というご意見に関して。
正直に申し上げて、

あ~。。繋がらない人が来ちゃったか~。。まあ繋がらないなら解らなくてもしょうがないよな。

でした。

先程の、日本のスピリチュアル業界の現状を踏まえたうえで、もう一度問いましょう。

お金をもらって個人を癒しているプロの職業ヒーラーでなければ、アダムカドモンにはなれませんか?

私は逆に、職業ヒーラーをしていては、絶対に神人合一は果たせない。
と思いました。だから辞めたのです。

私はセラピスト業を辞めた理由を書きましたよね。。確かプロフィールに。「瞑想の扉」のプロフィール欄です。

「己の内面は己で磨くもの、真の癒しは自己の内側から来るもの」

他人がどれだけ手を貸したって、不幸なカルマを呼び込む思考感情は変えられません。自分で変えていくしかないのです。

癒し癒される関係というのは共依存関係です。
その依存を慢性的に引き起こすような生業は、正直、霊性向上の障害にしかなりません。
勿論、自分ひとりでは立ち上がれない、という時期があります。そういうどん底の時に手を差し伸べてくれる存在は必要です。その時の為のヒーリングでしょう?

日本人の職業ヒーラーさん達は、その役割をどれくらい果たせていますか?

助けるつもりで、助けたい人の手足に鎖を繋いで、また自分の所に戻ってお金を落としていくように仕向けてはいませんか?

それではヒーラー失格です。

 

閑話休題。

「評議会なんて、簡単に繋がる所じゃない」というご意見には大いに賛成します。
私自身は、苦労して繋がった覚えは。。。。ないと書こうとして振り返ってみたら、有りましたね。(笑)
意識レベルを高次に固定して安定させるまでは、「精神的に死ぬ」かと思うくらいの辛さはありました。
しかも、ある程度の高次まで上昇すると、その先は独りです。ガイドは己自身のみ。私自身の高次意識だけを信じるしかない、そういう境地に追い込まれます。他人の援助や介助が届かない場所なのです。
。。。ちなみにこれ、評議会がある次元よりももっと高い次元の話をしています。

評議会なんて、アストラルの最上層でしかないんですよ。
評議会でなければ、一体どこに繋いでいるんですか?

アストラルの最上層にすら辿り着けない人が、ヒーラーをやる資格なんてないでしょう。

私はそう思っています。何故なら、評議会のアドバイスを受けられないようでは、正しく高次の光の意志を地上に反映して人を癒す事が出来ないからです。

なので、評議会のアドバイスを受けられない、評議会になんて繋がらない、というヒーラーさんのお仕事は、残念ながら「お金を得る為の商売」です。

もう一つ、
「エネルギー的におかしいわよ」
というご意見に関してはこう言い渡しておきます。

評議会に繋がらない人が、評議会の波動(エネルギー)を知ってるんですか?

正直、お話にもなりませんよ。

 

うーん。。私もきつい事言ってるなあ。。また悪念が飛んでくるかな。(笑)

とりあえず話しておきたい事は書いたと思いますが。。
私は日本のヒーラーさん達に喧嘩を売っているわけではないんです。商売としてやりたかったらやればいいのです。生業というのは地上で食べて生活する為にやるものですから。そこは否定いたしません。
ただ、「こんなの頭おかしいわよ」と言われたら、私は自分のありのままをお話するしかない。だからお話しました。

本当はドールブログ書きたかったんだけどこっちを先に書けっていう流れだったので。。

 

そうだ、あともう一つ。

私は純粋にスピリチュアル記事を書く時はこんな調子ですが、
地上での生業は「表現者(アーティスト)」であり「主婦」です。
海外のヒーラーさん達が仰る通り、ヒーリング業だけがスピリチュアルではありません。地上での活動に、高次の波動を乗せてシェアすれば、それがスピリチュアルなのです。
そうする為には、まず自分自身が、自身の最高次の神性に辿り着いていなければなりません。

皆さんは、どの程度の高さの「高次の波動」を、あなたと関わる人達に送り出せていますか?

 

だから私は、高次の波動を、地上で形にして送り出すのです。いろんな形で。
まだまだ至らない所が沢山あるので、技術的な努力を重ねつつ、これからも精進していきたいと思います。

 

春ですね。うちの近所でも桜が咲き始めました。これは去年の桜ですが。

 

コメントを残す