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乳癌闘病記録

「肉体変容の覚書」③術前化学療法編(DOC療法1クール目)│自己メンテナンス

乳がん闘病の記録、第3弾です。
では、今回からは実際に治療が始まってからの事を書きます。
体調がいい時に思い出しながら書いてるので、書いておきたい事が抜けてる場合があります。思い出したら都度追記します。

前回までの記事はこちらへ。
➀検査編
②続・検査編

【前回記事終了時点の状況】
・とりあえず前回の記事読んでください。←
・自分が動けなくなった時の為に、子供たちに具体的にお手伝いの指示を出す代わりに、雑誌の付録でついてきたガチャガチャを使って、最低一日一回お手伝いしてもらうシステムを作った。お手伝い項目と一緒にご褒美のお菓子をカプセルに入れておくとこれが好評で、子供たちは結構自分からガチャを回してくれる。

【本題】

今回受ける抗がん剤治療について
DOC(ドセタキセル)単独療法

ドセタキセルという抗がん剤を腕に点滴します。
周期は1クール3週間です。3週間ごとに点滴を4回受けます。
私の抗癌剤投与量は、1回の点滴につきドセタキセル110㎎です。(標準量は75㎎)(※お薬手帳に記載された実際の投与量を記載しています。標準量より多めに点滴されていたようです)
これを合計4クール行います。

点滴の順番としては、
・まず最初は副作用を抑える為の薬を点滴。(約30分)
ドセタキセルを点滴(約60分)
・生理食塩水を点滴(血管からドセタキセルを洗い流す。約20分)
合計、2時間程度で終了です。

■2018年9月5日 DOC療法1クール目の点滴
・この日から抗がん剤の点滴治療開始。
・夫が病院まで送ってくれる。途中仕事を抜けて送迎。
・8時半に受け付け済ませたらまず、簡単な問診票を書いて出す。当日までの体調などを記入。
・その後、採血室で血を試験管4本分抜く。
・朝の採血室ってめちゃめちゃ混む事をこの時初めて知る。廊下の長椅子に老若男女がずらっと並んで座っている。座れなくて立ってる人も沢山。自分の採血まで30分待ちだった。

・その後、診察の順番を待つ間に血圧や体温を看護師さんに測ってもらう。その日の体調など聞かれる。
・乳がん看護認定看護師から「質問ないですか?」って聞かれたから、点滴の間にポケットWifi持ち込んで使っていいですか?iPad使いたいので、って聞いたら、「wifi持ち込むのは良いですよ~」と明るく言った後、「仕方ないですねえ」とわざとらしく言われて、「は??なにその矛盾した反応??どういう意味??」と思ったけど何も言わなかった。
・どうやら、例のウィッグ店長と私との事を聞いて知っているのか、わがままな患者だと思われた様子。私は我がままなんて言っていません、自分がどれだけ快適に医療生活送れるかを考えてるだけですが、それがそんなに癪に障る事なんですかね。←
・後ほど、化学療法室でこの認定看護師とすれ違った時に、この看護師は私の方をコソコソ上目遣いで見ながら隠れるようにして歩き去ったのだが、「勝手に後ろめたく思ってろ」程度にしか私は思わなかった。今後は医療に必要な事以外は軽くスルーする事にする。元々医療に必要な会話しかしてませんでしたけど。←

・診察で主治医から、今朝の血液検査の結果が問題ない事を告げられ、いよいよ点滴へ。
・点滴の前に、「抗がん剤でがんが綺麗に消えてしまうと、どこにがん細胞があったのか分からなくなるので、治療前にマーキングさせてください」と主治医に言われ、超音波で診察しながら、乳房に直接油性マーカーで印をつけられた。その印を、今度は透明セロハン用紙に写し取ってがん細胞の場所を記録していた。予想外のアナログ手法だった。(笑)
・超音波が終わると、化学療法室へ移動。

・化学療法室へ行くと、順番が来るまで少し待たされる。
・順番が来ると、自分が使うリクライニングシートまで案内してくれる。
・化学療法室の看護師さんが、今日はこの薬をこの順番で何分間入れて。。という説明をしてくれた。
・まず、アレルギー症状を抑える為の点滴を20分。その後、抗がん剤ドセタキセルの点滴を90分。最後に血管に残っている抗がん剤を洗い流す為の生理食塩水の点滴を15分行う。
・あれ?パンフレットに書いてあるのと時間配分違うな。前後の点滴がパンフレットのより短くて抗がん剤の点滴が30分長いんですが。パンフには抗がん剤60分と書いてましたが、私は90分行いました。
・点滴の針は血管の中で曲がる事を知ったので、あまり気にせず腕を動かすことにした。。ちょっと慣れてきたかも。
・アレルギーの点滴を受けながらポケットwifiに繋いでiPadを使ってみる。うん快適。
・ところが本番の抗がん剤点滴が始まると、両手両足に「フローズングローブ」なるものを着けられて身動きが取れなくなってしまった。
・ちょっと待て。これじゃ本も読めない。ていうか冷たい。冷たい通り越して痛い。痺れる。指先凍る。たすけて。←
・「フローズングローブ」とは、キッチンによくある「鍋つかみ」や室内履きでよくある布製の「フットカバー」をキンキンに冷えた保冷剤で作ってみましたー。。みたいな代物である。
・抗がん剤の爪へのダメージを最小限に防ぐため、この氷のような冷たさのグローブをはめて両手両足の指先の血行をわざと悪くする。
・しかも途中でぬるくなるからって看護師さんがキンキンに冷えた新しいグローブと交換しに来る念の入れようなのである。
・。。これはiPadでゲームどころではない。でも何もしないでただ冷えに耐えるのは辛い。冷えで手足の感覚がなくなる中、結局映画やビデオを視聴するのが最も最適な過ごし方だと悟る。←
・そういえば化学療法室のDVDプレーヤーはBDも見れる事が判った。今度はうちにあるBDも持って来よう。
・で、結局iPadで「はたらく細胞」とか「活撃刀剣乱舞」とか見て冷えに耐えていた。(笑)
・そう、これは抗がん剤の点滴との戦いではない。手足を襲う凍るような冷えとの戦いである。
・抗がん剤の点滴が終わって、ようやく冷たいグローブから解放された時、「うわー手真っ赤ですねー、大丈夫ですか??」って看護師さんに言われたけど大丈夫じゃないれす。。凍傷なるかと思った。。(T_T)
・点滴の間に、薬剤師さんがやって来て、副作用を抑える為の薬の説明をしてくれた。
・薬が沢山あるので、解りやすい表にまとめたものをくれた。この日にこの薬を飲めばOK、この症状が出たら追加でこの薬、という感じで書いてある。とても分かりやすい。

※この画像はEC療法の時のお薬表です。薬の内容が少し違いますがDOC療法でも同じ形式の表をもらいました。

※こちらの画像がDOC療法時のお薬一覧表です。

・薬剤師さんが薬の説明しながら、私が見ている「活撃刀剣乱舞」をチラチラ見ていた事はここだけの話にしておく。←
・最後の生食の点滴に切り替わってから、ようやく手足が自由になってお昼ご飯のサンドイッチを食べられるようになった。この時、時刻は既に14時を過ぎていた。
・あまりにも手が冷たかったので病院の花屋さんに売っていたバラの香りのハンドクリームを買って塗り塗りした。自分へのご褒美。
・点滴直後は体調の変化なし。アルコールを抜いてもらってたので、自分で車を運転して帰っても良かった。

・帰りに調剤薬局に寄って、副作用を緩和する薬を受け取った。
・薬の量があまりにも大量なので、薬局の薬剤師さんがびっくりして「何の病気ですか?」って聞かれた。「抗がん剤の副作用を抑える薬です」って答えたら納得してたけど。(笑)
・種類も量も多いので薬剤師さんが把握しきれず、「病院から何か説明とかありましたか?」と聞かれたので、病院の薬剤師さんからもらった薬の一覧表を見せたら、「あ、これは分かりやすいです。これ見てたら服薬も大丈夫ですね」といって、薬の種類と数が合ってるかだけ確認して薬を渡してくれた。

・体調的には、夜になってから37度台の微熱。手指の痺れ、下痢気味で腹痛など少し具合が悪い程度。

■2018年9月6日 医療用ウィッグを購入
・予約していた医療用ウィッグの提携美容院でウィッグの相談。
・本社で予約確定するまで美容院の場所が判らなかったが、自宅から意外と近い場所にあった。
・いろんな髪型のウィッグを見せてもらうのではなく、切る前のロングウィッグを自分好みの髪型に切ってもらう。
・この美容室は、抗がん剤治療の人の他に、円形脱毛症などの人も利用してるらしく、医療用ウィッグも扱いなれてる感じ。髪の毛の減り具合で着け方が変わるなど色々アドバイスしてもらった。
・自分で理想の髪型をイメージしていかないと、ウィッグをどう整えるか悩むかもしれない。「あらかじめ行きつけの美容院でこんな髪型がいい、という髪型に切ってもらってから来てもらったら、その通りにウィッグも切りますよ」と言っていた。
・結局、ウィッグの材質が人毛100%だったのと、美容師さんが良い人だったのでここでウィッグを決定。ちょっと長めのボブに切ってもらった。
・地毛よりもウィッグの方が毛が太いし毛量も多いので、かぶるとちょっと違和感がある。「見慣れると違和感なくなりますよ」と言われたが、まだ慣れない。横がぼあっと広がるの何とかしたい。(^^;)
・人毛ウィッグのお手入れ方法を細かく教えてもらい、自分で装着する練習をさせてもらった。
・試しに美容院からウィッグを被ったまま、帰りにショッピングモールに寄って、帽子を新調した。頭囲が大きくなったからかメンズの帽子がぴったりだった。
・とにかくウィッグが決まったので一安心した。ウィッグのヘアスタイル云々よりも、自分が希望していた値段と品質と美容師さんの親切さが勝って満足度は高かった。

・体調的には、昼過ぎから下痢、夕方の体温が37度台。

■2018年9月7日 ジーラスタ注射・アピアランスケア教室メイク編
・この日はひとりで大学病院へ。
・白血球の減少を補うため、骨髄を刺激して白血球を増やす「ジーラスタ」という薬を注射してもらった。予防接種みたいな注射だった。
・この注射、かなり高額。保険が効いても3万超えた。でも高齢のがん患者には必ず打ってもらう注射らしい。私はまだ高齢の部類には入らないですが、「スケジュール通り体調を崩さず治療を進める為に注射しますか?」と主治医に勧められて注射してもらった。次男の受験や卒業入学行事に手術が重ならないようにしたかったし、熱が出ない方が体も楽だと思ったので。
・ただ副作用で、数日間尾てい骨辺りがすこぶる痛かった。骨髄が頑張ってる証拠なんだけどね。

・注射の後、病院の喫茶店でランチしてから、アピアランスケア教室へ行く。
・少し遅れて行ったら、今回は結構人がいた。今回の講師は、先日化学療法室でお世話になった看護師さんだった。今日はメイクの話を中心に聞く。
・抗がん剤治療中のメイクのポイントは、
 治療で血色が悪くなるので、顔色の悪さを補う事。
 免疫や代謝が落ちるのでシミが出来ると消えにくい為、急激な日焼けを避ける事。
 抜けてしまう眉毛やまつ毛を補うためにアイメイクをすること。
・治療中にメイクをする目的は、見た目が変わって心理的に落ち込んでしまう事を防ぐ理由が大きい。メイクをして少しでも綺麗にして気持ちを明るく過ごす事が大事。がん治療はとにかくストレスを溜めてはいけない。ストレスががん治療の妨げになるので。
・チークはオレンジ系が自然に見えてオススメ、とか、アイブローはペンシルでいいですよーとか、つけまつ毛するといいですよ、とか。眉毛やまつ毛が無くなると目元がぼんやりするので、メイクが面倒な時は縁のある眼鏡をかけると目元がハッキリしますよ、とオススメされた。
・その場で鏡を見ながら、実際に簡単なお化粧をしてみんなで楽しんでいた。
・メイクの傍ら、治療の話になる。これから抗がん剤治療が始まる女性と、少し前に乳房手術が済んだ女性など居たのだが、その時は抗がん剤治療中の人が私しかいなかったので、私が質問を受ける側になっていた。簡単な事しか答えてませんけど。ここに書いてる事のほうがよっぽど詳しいです。

・アピアランスケア教室はウィッグ編もあるのだが、もうウィッグは購入したので参加しなくていいかな、と思っている。

■2018年9月10日 歯科検診をキャンセル
・大学病院で歯科検診の日だったが、抗がん剤の副作用で痛みがピークだった為、外出するのが難しく、電話してキャンセル。「今後は歯に異常があった時に予約してください」との事。

ここからは治療の記録を週ごとに大まかに書く。

★抗がん剤治療1クール目の症状の記録(2018年9月5日~9月25日)
※毎日飲む薬は、筋肉痛・痺れ予防薬(21日間)、胃薬(5日間)、吐き気・むくみ予防薬(3日間)。これらの薬は症状が無くても毎日必ず飲む。
それ以外に追加で飲む薬は下記に記載する。

★毎日飲む薬(1クール目に処方された副作用を抑える薬)
・メロキシカム(全21日間):筋肉痛・痺れ予防。炎症や痛みを抑える薬。
・テルペラン(最初の5日間):胃薬。胃腸の働きを良くする薬。
・ファモチジン(最初の3日間):胃炎の症状改善、胃酸の分泌を抑える薬。
・デカドロン(最初の3日間):吐き気止め。炎症、アレルギーを抑える薬。

★頓服薬(症状が出た時に飲む薬)
・レボフロキサシン:38度以上の発熱時に服用。細菌の感染を抑える薬。
・カロナール
:痛み止め(弱)、発熱時の薬。痛みや熱を抑える薬。(※レボフロキサシンとカロナールで3日以上熱が下がらない場合は病院に電話する)
・ロキソプロフェン:痛み止め(強)。痛み、炎症、熱を下げる薬。
・レバミピド:ロキソプロフェンの副作用を抑える薬。胃の粘膜を保護する薬。(※ロキソプロフェンとレバミピドはセットで飲む)
・ロペラミド:下痢止め。
・オロパタジン:発疹止め。アレルギーを抑える薬。

・アズノールうがい液:喉が痛いときにうがいする。口内炎を抑える薬。
・ヘパリン類似物質油性クリーム:医薬品のハンドクリーム。保湿、血行を良くする薬。

 

◆1週目(9月5日~9月11日)
・点滴後2日くらいは微熱と下痢、腹痛に悩まされる。少し眠ると回復する。
・点滴後3日でジーラスタを注射してから微熱は出なくなった。
・点滴後4日目から痛みが酷くなる。主に下半身、腹から股間にかけての痛み。痛みで夜中何度か目が覚める。舌が痺れた後、味覚障害が起こった。塩味と砂糖味が判らない。この日から痛み止めの頓服を6時間おきに毎日飲み始める。他に下痢止めの頓服を服用。
・点滴後6日目に入って痛みが上半身に広がった。主に背中(背骨)、肩、頭(こめかみや頭頂)が痛くなる。痛み止めを飲んでも効かないと感じる。痛み止めの効果が切れるとうずくまって起きていられないほどの痛み、息切れ。舌と顎が痺れる。通常の生活がほとんど出来ない。可能な限り横になっていた。
・点滴後7日目、痛み止めの頓服が残り1日分しかないので、夫に病院まで連れて行ってもらい、診察を受けて痛み止めを追加で2週間分もらってきた。自分で車の運転は難しい状態。
・医師からは「今飲んでいる薬がかなり強めの痛み止めなので、これ以上強い痛み止めは出せない」との事で、「痛みが酷い時は、発熱時の頓服用に処方している解熱剤を併用してください。それでも痛みが収まらない場合は入院」と言われた。
・自宅に帰ってから追加で解熱剤を飲んだら、痛みが少し楽になった。

◆2週目(9月12日~9月18日)
・前日まで激痛だったのだが、この日から痛みは少し和らいできた。
・週の前半は下痢、腹痛、軽い吐気、手足の軽い痺れ。相変わらず痛み止めは6時間おきに飲む。
・週の半ばから、口角炎、かゆみを伴う発疹、胃腸が極端に弱っていて重たいものが食べられない。便通が悪いのでヨーグルトや納豆やキムチなどの発酵食品を積極的に摂り、乳酸菌飲料を毎日水代わりに飲む。発疹の頓服を服用。
・免疫力が落ちていると実感。この頃から外出時は常にマスクを着用。
・マスクは、病院の売店でたまたま買った「パブロンマスク365(大正製薬)」がとても良かった。眼鏡曇らないし息苦しくならない。ドラッグストアで見かけないのでAmazonで箱買いした。
・この頃から痛み止めの頓服は飲まなくなった。毎日飲む筋肉痛の薬だけでしのげるようになる。
・痛みが引いてくると、体力がどん底に落ちている事に気づく。身体に力を入れる作業が出来ない。疲れたら休むをモットーに、無理のない範囲で動く。
・ジーラスタ注射のおかげなのか、高熱は出なかった。
・2週目が終わる頃に、髪の毛が抜ける量が増えてくる。

◆3週目(9月19日~9月25日)
・髪の毛が本格的に抜け始める。手で髪をすくと通常ではありえない量が抜ける。
・シャンプーしてすすぐと、泡と共に髪の毛も流れて落ちていく。(死)
・最初は心理的にショックが大きかった。が、2度目以降は慣れたのか「あーめっちゃ抜けるー」と言いつつ髪をすいて毛を抜きまくり、流せば流すほど際限なく抜け続けるので何処で目処をつけて洗髪をやめるべきか、そっちを悩みながらすすぎ続ける。←
・2回目の洗髪で風呂場の排水溝が詰まってしまった。
・毛が抜けた所の頭皮がちょっと赤くなっていて、触るとヒリヒリして痛い。数日すると収まった。
・ドライヤーで乾かす間にも毛が飛んでいく。乾かし終えると周りが毛だらけ。頭を洗うたびに毎回掃除。
・何もしなくてもいつの間にか髪が抜けて床に落ちているので、病院でオススメされた不織布のヘアキャップを被る→その上から医療用帽子やウィッグを被ると、抜けた毛の処理が楽になる。勿論寝てる間も着けると枕が毛だらけにならなくて済む。
・不織布のヘアキャップはAmazonで黒色のものが100枚入りで安く売っている。薄いけど丈夫だし、黒いからウィッグの下に着けても判らないし、コスパ最高です。これから必要な方にはオススメ。
・現時点で通常の1/5くらいの毛量まで減った。全体的に頭皮が透けて見えるくらい。
・まつ毛は通常の3倍くらいの量が抜ける。でも見た目はほとんど変わらない。眉毛は抜ける気配がない。
・余計な情報だがあそこの毛も半分くらい抜けた。←
・こうなるともうウィッグなしでは外出できない。化粧よりも頭の準備に多大な時間がかかる。髪の毛いじる度に毛が抜けるので。いっそ全部抜けきってくれた方が楽。orz
・体調的には回復期。週の半ば頃には、ほぼ元の体調に戻ってきたと感じる。毛が抜ける以外の不具合を感じなくなる。重たいものも持てる。軽いウォーキングやストレッチが出来る程度に回復。
・味覚障害もこの頃に治った。
・爪は今のところ目立った変化なし。
・口角炎はまだ治らない。

ざっと書いてみました。
一言でまとめると、
1週目は痛みとの戦い。
2週目は免疫低下との戦い。
3週目は毛が抜けるけど回復期。
という感じですね。

1クール終えて、何となく「こんな感じなんだ」というのが掴めてきたので、次はもう少し楽に乗り越えられたらいいな。と思ってます。

引き続き2クール目の抗がん剤治療を行います。
2クール目は9月26日~10月16日です。

また2クール目が終わる頃に記事を書けたらいいな、と思います。

→「肉体変容の覚書」④術前化学療法編(DOC療法2クール目)へつづく

 

 

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