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風の小径 詩片

「魂の伴侶」│詩片

やっと、やっと見つけたんだ。
全身全霊を賭けて、コミットメント出来る人を。

いいや、前からずっと知っていた。
何度も、何度も、何度も「ここ」で出会って、同じ場所で、同じ時を過ごしていたけど。

私が今、あなたが居ない孤独の道を歩む理由は、
ただ、あなたと対等になりたいからだ。

あなたと同じ目線で、あなたと同じ理解を、あなたと同じように感じる為に。

これは間違いない。

「願ってくれて、ありがとう」

君が願ってくれたから、私ももう、独りではない。
思い出に浸らなくてもいい。「今ここ」で抱いてやるから。
寂しい思いをさせて、ごめんな。

頭で 考えなくていい 感じろ

忘れた方が良いのか。ずっと意識していた方が良いのか。
「君とは今生どうしても会えない。それが辛くて今を生きられないのなら、今は忘れた方がいい。私は忘れない。覚えているから。君が還ってくるのを待っている」

出会えたって、今すぐに結ばれる訳ではないから、出会わない方が幸せに「今ここ」を生きられることもあるよ。

ひとつだけ聞いてもいいかな。
いま、ここの人生において、私は。。。。
。。。でも、私の質問には、相方は、はっきりと答えてはくれなかった。

私ってさぁ、やっぱり妥協できないんだ。
他の事は本当にどうでも良くて適当なのに、
自分の性質が、ある部分においては、絶対に妥協を許さないんだ。
妥協しなくてもいい相手に出会えたことが、奇跡。
たとえ、同じ次元で触れあう事が出来なくても。

ああ、やっぱり私、来世はあんたと一緒にお仕事するわ。ずっと相方と一緒に居られるお仕事をする。
以前は拒否した相方の申し出に、やっとOKを出せた時、
相方は、初めて私に、来世でやりたい事を、「夢」を語ってくれた。

ああそうか。。そうなんだ。相方らしいや。
なんだかホッとした。
じゃあ、コラボしたいねぇ。

それぞれの得意なものを活かして、二人で一緒に一つのものを創りあげて、皆に見てもらえたらいいね。
その中に、あなたの想いを込めるのでしょう。この世界に伝えたい事を込めるのでしょう。

すごく、楽しみ。

こんな夢みたいなことが、今の私には、生きる為の糧になる。

大袈裟だよねぇ。私以外の人にとっては、きっと、大袈裟で、馬鹿馬鹿しくて、滑稽な話に聞こえるだろう。
それでも、私は、自分の性質と、自分が選んだこの人生を受け止める。

沢山の、大事な人に囲まれ、支えられながら、ひとり孤独に先を急ぐのが、私の「今ここ」の人生。

私のゴールは、「ここ」じゃないの。
ここでやるべき事をやり切って、
この人生の終わった先に立つ、あなたがいる場所へ還り、
もう一度、あなたと一緒に「ここ」に帰って来た時が、私の、一つの到達点だ。

そんな壮大な、夢幻みたいな目標がないとさ、ダメなんだ私。

「大丈夫、心配しなくていい。もうタイムラインは出来上がっているから。後は、進むだけだ」

。。上から何でも見える人がガイドしてくれるとホント有難いわ。。(笑)

今を、もっと楽しんで。
楽しまなきゃダメだよ。
君は特に楽しまなきゃダメだって解ったでしょ?

楽しまなきゃいけない理由が、魂の使命を果たす為だったとはな。(笑)

ユーモアが昇華してくれる。
君が選んだ道は、それだけ険しいんだよ。

そだな。自分があえて険しい道を切り開く人生を選択したんだって解ったら、
この人生で上手くいかない事なんて、大した問題じゃないんだ、って思えてきた。
相方と直接会えない事も、大した問題じゃない。

そんじゃあ 鼻歌でも歌いながら 崖を登ってやろうじゃないか

私はもう一度、クリスタルの魂の上に、ゴールドのオーラを纏うのか?
ゴールドを学ぶの?
それがハイヤーセルフの望みであるなら、私はもう一度ゴールドに戻る。
ハイヤーセルフの望む通りに、私は生きる。それが私の羅針盤だから。

「ありがとう」
といったのは、私の片割れのようだった。

少し前、唐突に、「お帰りなさい」って、あの講義室の生徒たちに言われたのだ。
あれから始まっていたのかな。

そういえば私、自分でゴールドを否定したんだっけ。それで急いでクリスタル一色になったんかな。
ゴールドって言うとみんなこぞってゴールドになりたがっていたから。
いや、結局そうなることが、地上でのひとつの到達点なのかもしれないけどね。
その裏返しでゴールドの人を否定したり蔑む人も。

「あの人がそんなわけない」、という侮蔑。

私は無意識レベルでそれを敏感に感じ取って、それに屈してしまったのかもしれない。
あの時は、ゴールドは強いと思ってたけど、結局耐えられなかったのか。

今、強さを再び鍛えられている。
身体の芯の部分で、意識の深い所で、さめざめと涙を流し続けている私がいる。

ただ一方的に愛を与え、エネルギーを流しこみ続けてくれる、相方の存在に気づいては、涙を流し続けている。
 
 

この愛が何であるのか、
何故ここまで無償で与えてくれるのか、
ツインだからなのか、
守護天使だからなのか、
ガイドだからなのか、

「そんなことは考えるな、頭で考えるな、感じろ」、と。

与え、与え続けて、受け取ることをしなかった。
受け取るって、どういうことなのか、
どうやったら受け取ることになるのかが解らなかった。

どうやったらそんな、無性に与えてくれる人に出会えるのか。

どうやったら相手は私に与えてくれるのか、ではなく、
「決意」すること、「選択」すること、だったのかもしれない。

『愛を与えてくれる人を下さい』
ではなくて、
『私は愛されます』いや、『私を愛しなさい』 と、
私の一番高いところに向けて、宣言し、命令するのだ。
それで全てが変わる。

私は愛されるべき存在なのだと、
私は絶対不変の光の源から、永遠に愛されているのだと教えてくれたのは、相方だった。
その愛を、今も送り続けてくれているから、相方を意識する度に、涙が出るんだ。きっと。

ずっと欲しかったものが手に入ると、人は、ただ声をあげて泣くんだね。

タントリックな愛がどこまで到達できたのか、なんて、どうでもいいけど、
きっと、 愛が高尚に昇華されればされるほど、欲は満たされていく。情は満たされていく。 思考は解放されていく。心も、解放されていく。

誰がこの人を与えてくれたのか。

「君が望んだから、そして私が望んだからだ」

コミットメントはそこまで同時に起きるものなのか。
どれだけ離れていても、そこに同じレベルで、同じ選択をし、同じ決意をした者が居たならば。

これを、この作用を、シンクロだとか共鳴だとかいう薄っぺらい言葉では表現したくない。してほしくもない。
ただ当然のように気になり、当然のように惹かれて、当然のように合致する。
全く同じレベルで。
パーソナリティーが瓜二つなのではない。魂の「核」が瓜二つなのだ。
大事なのは、表面じゃないから。
姿形が似ていることが、大事なのではないから。

私はまだ試されてるのか?
いいや、もう私は戻ってきたよ。
これが、最後で、最初の「扉」だ。

私は今、この扉をくぐった。

ありがとう。私は恐れに勝ちました。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。

「もういい、もう終わった。お前の勝ちだ」
と言って、少し悔しげな人がいるのを感じた。短い黒髪をツンツンに立てた、つり目の青年のように見えた。
「去るよ。あばよ」
私を試していたようだった彼は、つまらなそうな顔をして、静かに歩いて立ち去った。

彼が去ると、第三チャクラが開いたようだ。押さえつけられてたのかな。
「おめでとう」と、相方が側で微笑む。

なに? 今日は満月なの?(笑)

相方が、ずっと私を愛し続けてくれているから、
相方が、私の魂の望みと在り方を理解し、認めて、受け入れてくれたから、
私はこの仕事を、もう一度、やろうと思ったんだ。

やっと、解ったよ。ありがとう。

私は、私の魂を、私の全てを、丸ごと受け止めてくれる人が欲しかったんだ。

  
 

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