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瞑想の扉 自己メンテナンス

チャクラとアセンション

人間て、追い込まれてやっと、本領を発揮する生き物かもしれない。
そう思うのは、私のプロファイルが3/5だからでしょうか。
追い込まれなくても出来ればいいんですけどね、でも本当に追い込まれなくても出来ると言える人は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
「理屈では分かっているんだけど、なかなか動けなくてね~」という話も良く聞きますが、それが自分にとって本当に必要な事なんだ、と自覚するまでに、かなりの時間がかかったりします。
あるいは、本来の自分の道から大幅に逸れていると、無意識から警告が発されて、病気になる事もあります。

病気というのは本来、「このままじゃいけない」という警告を発する為に現れます。
地上に生まれる前に決めてきた青写真から逸れると、最初はサインとして現れ、それでも気づけなければ肉体に病気として現れます。
日本では癌になる人が沢山いますが、癌で余命半年と言われた人が、今の自分の生き方、在り方を見直してやり直そうと決意して、実際に行動した事で、癌が自然と消滅していったという話を、先日偶然聞いたところでした。

私自身は、鬱になったのがきっかけで、精神世界を知りました。
鬱を克服するのは大変な作業でしたけど、私にとっては、本来の自分の姿に生まれ変わる為の作業のようでもありました。
重度の鬱になってしまうほどの意識レベルの低下があり、それを上昇させるための作業と、スピリチュアルに関わる中で、過去生から引き継いで持っていた能力が開花したので、それをコントロールする作業の2つだけで私自身は手一杯になり、他の事はなにも出来ませんでした。改めて、この頃の私を支えてくれた家族や、当時のブログを読んで支えてくださった皆様に感謝です。

時代的な事を言えば、
贅沢さえ言わなければ、物質的に不自由なく暮らせる今の日本において、本当に飢えている人はほんの僅か。
肉体的には命に関わるような不自由もなく恵まれている中で、働きたくないとか、やりたい事じゃないからやらないとか、希望が見えないとか。。。きっと、戦争を経験している古い世代から言わせたら、反吐が出るほど贅沢な悩みだろうな、と思います。
私はもちろん、戦争は知らない世代ですが。

確かに、生命を維持する事をまず考えなきゃいけない環境に居ると、そんな「贅沢な悩み」は出てこない。出てくる余地がない。
命を繋ぐ事に必死になる中で、得るものや学ぶ事もたくさんある。
逆に、生きる事だけに必死になって、心を失ってしまった人もたくさんいる。

しかし、その時代によって、学ぶ内容というのは変わるものなんだな、と、最近実感している所です。

200年~100年ほど前だと、生命維持だけでなく、人間としてどう生きるか、人の尊厳とは何か、という所に重点が置かれていただろうと思います。だから個人主義が広がっていったんでしょうね。これも、魂の成長の一つの段階です。
チャクラで言うと第1、第2チャクラで基盤をしっかりと作り、第3チャクラへと上昇する、という話です。

個人としての魂の成長にも、やっぱり段階があって、下から順番に経験を重ねて学びながら、上位チャクラへと上がっていくんですね。
今は第3チャクラから第4チャクラへ、更にその上へ、と移行しつつある時代です。

第4チャクラと第5チャクラの間は、色で言うとターコイズ。これは水がめ座の色でもあります。第4チャクラよりも下位のチャクラが、充分にクリアになって開いている事を条件として、今は更にその上を目指している、というのが分かります。


絵を描いてみました。チャクラモデルのチャコさんです。仲良くしてあげてね。

この第4と第5の間には、ハイヤーセルフと直接繋がるチャクラがあります。
オーラソーマではアナンダカンダセンターと言いますが、ここが開くと誰でも「高次の自己」と交信が出来るようになるんですね。
アナンダカンダセンターから直接繋がる、ソウルルターというチャクラ。ここが「ハイヤーセルフ」を司る場所であると言われています。

こんな風にチャクラを順を追って見ていくと、いわゆるサードアイと呼ばれる第6チャクラ、「第六感」を開くのは、ハイヤーセルフと繋がった後でなければならない。という事が良く分かります。

サードアイはいわゆる「超感覚」を司るチャクラ。見えないものを感知するのもここですが、このサードアイを使いこなすには、まず第5チャクラに至るまでにしっかりとハイヤーセルフに繋がり、自分だけの最良のガイドとしてアドバイスをもらえる状態になっていなければならない。

そうでないと、自分以外の誰かに、振り回される事になるんです。
見えない次元でももちろんそうだし、物質界である三次元でもそうなります。

繋がりたいからと言って上位チャクラばかり開こうとするのは危険です。先ほども書いたように、ちゃんと基盤がないと「中身を持っていかれて」しまいます。第1~第4チャクラまでが、しっかりと開いて、いわゆる「地に足が付いている」事が条件となるのですね。
だから1~4チャクラを象徴する、「先人の苦労」というのも大事なんです。自分自身の、過去生での経験があってこその「今」なんです。うお座の時代の下積みがあってこその、水がめ座の時代です。

グラウンディング出来ていない状態でサードアイを開くと、見えない次元でどうなってしまうかは、あんまり書かない方がいいので書きませんが、例を挙げると「自分はとても重要で尊重されるべき存在(神、あるいは尊敬する誰かに選ばれた者)」であると、無意識に刷り込まれてしまいます。

人間は誰でも神様の生き写しで、尊重されるべき存在なので、「格付け」なんてないんですけど、この場合は自分が一番で、特別だと思いこまされ、そのように振舞ってしまいます。「私は特別な使命を帯びてきた」という感じでね。こうなると、そこから抜け出すまでがちょっと大変です。

おそらく、普通の人なら、下位チャクラの準備が整ってから自然に開くようにハイヤーセルフが持って行くものだと思うので、心配はないと思いますが、時期でもないのに霊能者に開いてもらったり、自分で無理に開いたりすると、調整するのにちょっと骨が折れます。
時期でもないのにこの第6チャクラを開いた場合、下手をするとトラウマになって、ハイヤーセルフに繋がるチャクラまで自分で閉じてしまう事もありますので、自然な流れに任せるのが一番だと思います。

上位チャクラが開けば開くほど、下位チャクラ

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