来週あたりまで黙っとこうかと思ったんですが、書かないとスッキリしない事が出てきたので。
書くにも値しないような話なんですけど、「書いとけ」な流れになってるので書きますね。
タイトルには「使い方」って書いてますけど、すみません、使い方に関する事は一切書いていません。
ちょっと読んで、「私には要らないや」と思ったらスルーで。
ヒーリングエンジェルシンボルカード、うちでもお取り扱いしてますが、夏休み中にその訳者の方とお会いする機会があったので行ってきました。
カードの使い方、プロテクションサークルなどの作り方を教えてくれるワークショップだったんですけど、
なんてゆーか、こんなにグダグダなワークショップは初めてだったな。
どうグダグダだったのかは、この記事読んでるうちに追々解ってくると思います。
訳者の方の話によると、このシンボルカードを作っているイングリット・アウアーさんが天使と繋がる方法は、「クレアセンシェンス(透感能力)」なんだそうです。つまり見えない存在を感知する方法は、体感重視です。
イングリットさんは以前オーラソーマのプラクティショナーだった、というのは解説書にも書かれてますけど、オーラソーマの創始者であるヴィッキー・ウォールさんは逆に、「見える人」だったんです。オーラや魂の存在の層などがものすごいはっきりくっきり見える、いわゆるサイキッカーだったようです。
ヴィッキーがオーラソーマのボトルを作ったのは、彼女が失明した後だったのですが、実は失明してからも、物質として存在するものは見えないけれども、人のオーラだけはカラーでくっきりと見えていたそうです。で、「クライアントはみんな自分のオーラと全く同じ色のボトルを買っていくんだ」という話を、彼女は生前マイクに言っていたそうで。
ボトルの作り方も、一言で言うと「啓示」なんですね。要するにチャネリングで無意識に降りてきたエネルギーを「色」として物質界に再現しているのです。
。。。という話は、オーラソーマを習った人なら誰でも知ってるんですが、
イングリットさんの場合、感覚で受け取ったものをカードのシンボルとして受け取っているらしいです。ただ彼女の場合は視覚的ではなく、体感的であるという事です。
訳者の高橋ともえさんによると、
このシンボルカードの醍醐味というか、本来の役割は、天使エネルギーと繋がる為のポータル。だそうです。
オラクルカード的な使い方だけしているのであれば、それは本来の使い方が出来ていないのだ、と、ともえさんは言うのですが、
日本ではこういうカード類って、メッセージを受け取る物として、既に定着してますよね。
なので、イングリットさんのカードの本当の使い方が、日本人には伝わらないのだ。。という理由で、ともえさんはオラクルカードの火付け役になったドリーン博士や、ドリーンのように視覚的に天使が美しく見えている人達が大嫌いなんだそうで、
ワークショップの間中、少なくとも20回以上は「天使がキラキラ~でおとぎ話みたいに見えてるような人は現実を見ていないから大嫌いだ」という内容を繰り返し言っていましたね。
。。。私としては、至極どーでもいい事だったのです。
だって、見え方、感じ方は人それぞれ持っている性質によって、全く違いますからね。
ですが、あれだけ繰り返しクレアボヤンス(透視能力)で見える事が悪いような言い方をされると、少しでも天使を視覚的に認識している人は、委縮しちゃうじゃないですか?
今回ワークショップに参加した人達は、自分達の天使体験とか、見えないものを実際どう捉えているか、という話をする事は一切ありませんでした。友達はこうだった、という話はありましたけどね。休憩時間中でさえ。。。最初から誰かと話そうという気もなくバラバラ。話をしたら自分が責められるのではないか、と思っても仕方ないような状態だったので、しょうがないですね。
私はというと、実はほとんど「見えない」人です。
私は「風」と「水」の質を多く持っているせいか、守護天使や高次の存在の事は、クレアセンシェンス(霊体感能力)とクレアオーディエンス(聞こえる)能力の方が優位なので、普段は受け取った感覚を、頭で自動的に映像変換しているのですよ。なので、似たような質の存在は同じ人に見えたりもします。以前私のインテレクトエンジェルの代わりをしてくれていた守護天使みたいに。
天使やハイヤーセルフの方で必要だと思えば、ハッキリくっきり見せられる事もあります。ただこれは、私自身ではコントロールできない部分なので、普段は体感、言葉として降りてくるメッセージが主です。
でもこれも、訓練次第で見えてきたり、聞こえたりするんだけどね。
この辺の話はまた別記事でしようかな。
脱線しそうなので話を元に戻すと、
このワークショップがグダグダだと感じたのは、提供する側の訳者の方の「姿勢」に問題があったからなんですよね。
このシンボルカードの意図するところは、ワークショップ中の説明で理解できましたけど、訳者の方の意識があまりにも偏り過ぎていて、今のままでは、このカードの真意は、日本では伝わらないだろうな。と思わざるを得ない。
訳者のともえさんの話を聞いていると、彼女個人が抱えている課題を一つ一つクリアする事が、このカードを日本に正しく紹介する事に繋がるんだな、と、傍で聞いていて思ったのですが、彼女は自分がワークショップをリードする側であって、私の耳の痛い話を聞きに来たわけではないはずなので、私は余計な事は言わなかったよ。(笑)
言わなかったけど、「みんなこのカードをオラクルカードだと思ってる」という私の一言に、かなりショックを受けていたようで、最後は「天使キラキラなんてしてる人は自分を誤魔化してるだけで意識変容なんて程遠いんだよ」という内容の台詞を吐き捨てるように言っていたので、
。。。まずあなたの意識を変容させなきゃね。。。
そうでなきゃ始まらんだろ。なにも。
と、私は静かに思っていたのですが。。。
エンジェルシンボルカードの、出版裏話をいくつか聞く事が出来たのですが、苦労する事が多かったようで、既に完成されているこのカードに、余計なエネルギーを入れようとする出版社の人達に辟易して、疲れているようなんですね。で、更にワークショップで、このカードの意図とは見当違いなことを言われると、「お前らみんな自分勝手でバカなんじゃねーの」と思わざるを得なくな
った、という感じです。もうアレルギーみたいになってるんじゃないか、と私は感じました。
なので、ワークショップでも、主催者が参加者と積極的に交流しようという感じはなかったのでした。
正直、実はスピリチュアル業界に夢みたいなキラキラな事を想像していたのは、訳者さん自身だったんじゃないだろうか、と私は思う。
実際は、ドロドロのエゴな部分が沢山あるんだ、というのを体験して、絶望しているわけでしょ。
・みんな自分を見失って、迷って苦しんでいるから精神世界に来るんですよ。
・癒しやツールを提供する側も完全完璧ではない。提供する事を通して学ぶ事があるから、それに従事しているんですよ。そして学び切れなくて同じ所をグルグルしてる人は沢山います。
・全く新しいツールである、という事は、紹介される側にとっては全く未知のものなんだよね。それを、「道具を与えておけば勝手に使ってくれるだろう」程度の認識で紹介していては、全く真意は伝わらないですよ。
・「高次の存在」を「おとぎ話」的に話されるのが嫌だそうですが、おとぎ話には高次の意図を伝えるという役割が、昔からちゃんとあります。オーラソーマのマスターボトルの紹介は、その元々からあったおとぎ話を参考にしたものであって、ヴィッキーやマイクが実際に「おとぎ話的な何か」を見たのではないです。
・オーラソーマのボトルも、誕生直後は大まかなガイドラインと古来から伝わる伝承から情報を得るしかなく、多くの人の体験を通して、時間をかけてボトルのエネルギーがどんなものかの探求とデータ収集を行います。
・「魔術系が気持ち悪い」という話を、訳者の方はされていましたが、このシンボルカードも「白魔術系」の「契約」の類だという事を、ご本人はどれだけ認識されているんだろうか。
・このシンボルカードをエネルギー的に使うと、どうしても「魔術系」になります。魔術を少しでもかじっている人なら解ると思いますが。私はハイヤーが「魔女」なんでそういうのは無意識で解るようです。(笑)
・オーラソーマも「白魔術系」です。オーラソーマがきっちりとした教育体制を敷いているのは、この「道具の使い方」を正しく伝えたいが為なんです。でないと、白魔術の場合はせっかくのエネルギーが無効になってしまいます。黒魔術の場合、下手に使うと他人だけでなく自分を傷つけてしまいますが、白魔術は使い方を誤ると効力がなくなる。使ったけど意味なかった、という事になるんです。シンボルカードも、エネルギーサークル的に使ってもらいたいのなら、それなりの使い方レクチャーはあってしかるべきだと思います。
・ですが、「白魔術系」も苦手だという人達は確かにいるので、全ての人にシンボルカードやオーラソーマが適しているとは限りません。理解してもらえるとも限りません。
・スピリチュアル業界に、「完璧な人」なんて一人もいません。スピ業界だけじゃないけど、みんな何かしら偏っていて、それが個性や特質になっている。精神世界に従事しているから人格的にも素晴らしいなんてそれこそ幻想です。
・つまりね、思い通りにいかないのを環境のせいにして、ちょっと不貞腐れている自分の現状を、一度カードで再認識してみたらいいと思うんだよね。
。。。という諸々の事が腑に落ちれば、ワークショップという公の場で個人的な愚痴を吐く事も無くなるだろう、と思いましたけどね。
私は、オーラソーマは窮屈で嫌だ、と確かに思っていますけど、その窮屈さはプラクティショナー制度そのものではなく、「水がめ座」の新しい時代に入った、と言いつつ、「うお座」の時代の波からまだ抜け出せていない人達が多くて、そういう人と話が合わなくて、それが窮屈で「オーラソーマ辞めたい」になっていたのですよ。そういう点では、早く次の後継者にバトンタッチすればいいのに、とすら、内心では思ってます。
でもそういう事は、お金を払って遠くから集まって来た参加者にぶつけるものじゃないですよ。個人的な場で、酒盛りでもしながらお友達にでも愚痴って頂きたいものです。(苦笑)
とはいえ、色々と参考になるお話ではありました。個人的には聞けて良かったと思います。
このカードが、作者が希望する使い方でもって日本に普及するかどうかは、この訳者の方の意識の持ち方一つにかかっている、と私は思ったのでした。
だって、解説書に誤植がある、っていうの、ご本人に聞くまで解らなかったんだよ。
「カッティングサークル」の方法の図解が抜けてるんです。図がないとイマイチ分かりにくい部分を、訂正もせずにまだほったらかしなの??と。。。なんだか、「やらされている」感が強いらしくて、使命感が薄いんだな、と私は感じるんですよ。
この辺はもう完全に、ご本人の問題で、環境のせいではないと思うし、私の知ったこっちゃないわけです。
がんばってね、としか言いようがない。このカードを広めるのは私の役目じゃないし。
ワークショップで教わった内容は、ここでは紹介しないでおこうと思います。てか、ほとんど天使やマスターの紹介だけで、実際にカードを使った実践なども全くなかったのです。それもちょっと拍子抜けだったんですが。正直シェアできる内容なんて見当たらない。
物が良くても、どれだけ正確に意図を伝えられるかは伝達者の意識次第なんだな。。というのは、このカードに限った話じゃないですが、そういう事を思わされた一日でした。
何か偉そうに書いてるように見えるかもしれませんが、これが今回のワークショップの、私の素直な感想でした。正直に感想を書いたまでです。
まぁ今回は、ウリエルさんと繋がるきっかけを頂いたので、私としてはオールオッケー。
ウリさん、実は今までしっかり繋がった事がなかった。
このワークショップに参加して以来、ずーっとウリさんアピールしてくるので。。これからガッツリ繋がってみようかと。そんな感じです。
というか、ここまで冷静に見れるようになった自分、少しは成長したと思うぞ。うん。(笑)
今は、ザドキエルが来ている。この件を書いてもうおしまいにしろ、という事だったので、書かせてもらいました。
そろそろ、9月の予定等も、ブログにぼちぼちと書いて行こうかな、と思います。
B110も塗り終わったので、そのうち感想書きますね。
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「ヒーリングエンジェルシンボルカードの正しい使い方?」への4件の返信
このカードに興味があったのですが、訳者さんのブログの中の言葉がちょっと引っかかってて、実際どうなんだろう~?と気になっていました。
訳者さん自身がこのカードにしっかり癒されて効果があったら試すことを考えよう~なんて思いました。
WS体験をシェアしてくださり、ありがとうございました
>Atsukoさま
同じように感じている方、実は少なくないようです。
私の書き方もちょっとキツかったかなぁ、と思わなくもないのですが、(^_^;)
カード自体には良いエネルギーを感じますし、お勧めではあります。
でもやはり、ご自身が癒されてステップアップした、という体験談は聞きたいですよね。私もそういう所をもっと沢山聞いて、癒された経験の方が印象に残るようなひとときだったら良かったなぁと思いました。
私は今、ヒーリングエンジェルシンボルと、大天使&マスターカード(今の所日本では訳者の方から購入可能)でワークをしています。
簡単に、今自分に必要な天使を教えてもらうようにカードを引いて、そのカードと自分の情報(名前や生年月日)を書いた紙と一緒にひとまとめにして持っているだけ、なのですが、その天使達が影ながら働いてくれている感じはします。
私はオーラソーマ等も併用しているので、カードだけの効果、とは言い切れないのですが。
ザドキエルとサナトクマラが中心となってワークしてるので、変容と自己受容の嵐です。(笑)
最近はブログには書いていませんが、Facebookの方にカードの写真や最近の変化を書いています。興味がありましたらそちらも覗いてみてください。
コメントありがとうございました。
初めまして
このカードを購入しようか迷っていて、こちらに辿り着きました。
私にとって、大変参考になるページでした。
表面上で起こっている問題が易しく理解できました。
ひつきさんが書かれている感じた事と、訳者の方の言動を読んで
私が思った事はひつきさんと同じ事でした。
訳者の方はかなりお疲れなんですね。カードを本当に使ってみて、
癒されて成長されるといいな、と思いました。
解説書の誤植は発売から1年が経ってもまだ訂正されていないのでしょうか?
それはひつきさんにも分からないかもしれませんが、このぺーじを読んでみて、
作者の方の意図と使い方が知りたくなりました。
貴重な体験のシェアを、ありがとうございました。
本当に助かりました(*^^*)
>Ayameさま
コメントありがとうございます。
一度出版されてしまうと、訂正は難しいのではないかと思います。
改訂版が出るかどうかは売上次第でしょうし。
訳者の方が積極的に、ご自身のブログやHPなどでフォローされていれば問題ないのではないかと思いますが。。
意図等もやはり、訳者の方が直接書かれたページ等をご覧になる方が判りやすいでしょうし、ご自分の目で確かめて、判断なさった方が、誤解もないかと思います。
カードはとても良いものなので、機会があれば一度使ってみてくださいね。