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【星紡夜話】星渉り23・ありがとう、カスタリア。

えーと。
マーシアさんの続報。(笑)

マーシアさん、ミネラの「お城」に来た時は、20歳くらいだったのに、
ソラムとトラウマの吐き出しを終えた後には、15歳くらいになっていて、
城の中を探検し始めると、10歳くらいに縮んでいた。←

翌朝、下の私が起きたら5歳くらいになっていて、
ソラムとは親子のようになって、一緒に城の中を巡りながら遊んでもらい、
やがて1,2歳くらいになると、
ソラムはマーシアを抱えて、ミネラの所へやってきた。

ミネラがマーシアを受け取って、胸に抱いていると、最後は赤ん坊のようになって、
マーシアはそのまま、眠るように、穏やかな顔をして、ミネラに吸収されました。

なんかね、マーシアが縮んでいくのを見ていると、
どんどん、純粋な部分だけが残っていくように感じるんだ。
元来た所へ帰るように。。どんどん、「元の状態」に戻るような。

ミネラの中に帰る時、マーシアのこんな声が聞こえた。

やっと、やっと帰れるの。
やっと終わったの。私の役目。
これでやっと、帰れるの。。
ずっと帰りたかった。やっと帰ってきた。
ただいま。。。ママ。

これ書いてると、また涙が出そうなんですが、
今回マーシアがミネラに統合されたと分かった時に、
下の私はひとしきり泣いていた。

以前、マリア(エウリーチェ)に統合された時は、何とも思わなかったのに、今回は涙が止まらなくて。
これでもう、本当に「サヨナラ」なんだって。
なんか、そういう事が無意識に分かるから、きっと涙が出るんだ。

さようなら。ありがとう。
本当にありがとう。。マーシア。

あなたは、私の、大事な一部だった。
私の人生の半分以上を、一緒に過ごしてきた人だった。

あなたは私の分身。
私そのものだった。

たとえインナーチャイルドでも、20年近く一緒に居ると、別れが辛いね。(笑)
初めてマーシアを見た時、とても綺麗だったんだ。
桜の木の下で、白いワンピースの裾を翻して、くるりと跳ねる女の子。
あの絵は、いつまでたっても目に焼き付いて離れない。
今はもう、マーシアは見えませんが、ずっとミネラの中にいるので、落ち込む事はない。

本当に純粋な、「インナーチャイルド」に戻ったんだな、って。今は思う。

マーシアが、私の中の深いトラウマとカルマを癒し終えて、ミネラの中に帰っていき、
メリッサ達もセレシアに移住して、カスタリアは空になった。

その後、カスタリアはどうなっているかと思って、意識を向けてみたら、
いつも見えていた、緑いっぱいの景色に、白い雪が降り積もっていた。
真っ白な雪が、カスタリアの泉にも、薔薇園にも、小さな家の中にまで、どんどん降り積もっていく。
やがて、全てが真っ白になり、何も見えなくなってしまった。

今は、カスタリアに意識を向けても、なにも見えません。

カスタリアは、「癒す為の場所」だったのだと、今は思う。
エウリーチェが眠っていた場所も、カスタリアだった。
マーシアが座り込んでいたのも、カスタリアの泉だった。
カスタリア自身も、もう役目を終えたんだね。だからもう、必要がなくなって、消えて行った。

いま上に繋いで見えるのは、セレシアの景色。
一年中、桜と薔薇が満開の庭を、自室のバルコニーから眺めて、絵を描いているメリッサ。
桜の木と薔薇に囲まれた中庭のテーブルで、何かの書類を作っているジェレミー。
屋敷と、セレシアの中枢をくまなくチェックして、メンテを怠らないユリウス。

思えば、カスタリアよりもずっと以前から見えていたのは、セレシアの方だった。
セレシアは懐かしい、「幼い頃」を過ごした場所で。
屋敷がある「丘」の上から見下ろす、広大な森と川。自然の中で、妖精たちと遊ぶ時間が長かった。
今は、私の守護天使達がそこに居るわけだけど。

そして、ミネラに意識を向けると、水晶で出来た「お城」に居るのが見える。
以前は、彼女の寝室しか見えなかったけど、今は他の部分も見えるようになってきた。
それでも、お城の全体像は、まだ掴めないな。
。。ていうかここ。。セレシアより、かなり広いと思う。多分。orz
ちっちゃいマーシアがいくら走り回っても、外に出れなかったんだもーん。(爆)
「お庭に行きたいのぉ~っ」
って、ソラムにダダこねて泣いてたもんな。。←庭にすら出れなかったんかい
「水晶しかない。。水晶しかない。。。どこまで行ってもここ水晶しかないじゃんっ」
「緑のお庭が見たいのぉぉぉ~っ!O(≧口≦)O」←ガーデニングおたく
みたいな?(爆笑)
「出口」を探し疲れて、水晶の廊下にぺたりと座り込んじゃってさ。。。(笑)
。。。ソラム。密かに笑い堪えてただろ。←

。。それはさておき。
ミネラさんの「お城」、←名前はまだない(笑)
まだ全部見えないけど、なんか凄い部屋を一つ見つけちゃってさ。
一言で言うと、「水晶カテドラル」。
まるで水晶で出来た大聖堂みたいな部屋があった。
それが何かと、共鳴しているんだ。部屋全体が何かの「装置」になってるような。
その時に降りてきた「単語」があって、それを調べたら。。

。。やっぱ、そういう事をやりたいんだ、ミネラさんは。

と、思わざるを得ない情報に辿り着いてしまった。orz
。。しょうがねぇ。。。腹くくるか。。←

。。ていうかさ、ミネラさんに質問~。

アレ私物ですか??←

いや。。だってあの部屋。。個人所有なの??マジで??←

「だって、お仕事に必要だもの」
と、ミネラさんはにっこり笑っていましたが。orz
いやそんな。。「欲しいから買っちゃた~w」みたいな軽い感じで言わないでほしい。←

そうですか。。まぁいいです。←
誰かにもらったとか、任されたとかじゃない方が、自分的には気分はいい。
自分がやりたくてやってる、て思えるからね。

下の私的には、あんな大がかりなもん使いこなせるのかどうか、正直よく分かりませんが、ミネラさんはとても楽しそうだ。(笑)
上の事はミネラさんにお任せして、下の私はリアルでやるべき事をやろう。
と、思ったのでありますよ。

なんだか、マーシアさんが、下の私をここまで辿り着かせてくれたように思える。
それもきっと、彼女の「役目」だったんだろう。

。。これでようやく、私の「カルマ解消物語」が、本当に終わったんだね。

ずーっと解消したいと思っていた、大きな課題を、ようやく解消し終えた。
早く終わらせたい、と思っていたけど、本当に終わりになると、「そっか、終わったのか」って、何となく、信じられない。(笑)

でも、もう戻りたいとは思わない。

ここに辿り着くための「準備期間」。
マーシアと、「カスタリア」という場が、今の私を作ってくれた。
皆が私を支えてくれた。
本当にありがとうございました。

ここに来て下さった皆様と、
最後まで私を導いてくれた全ての存在に、
心からの感謝をこめて。

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