「肉体変容の覚書」➀検査編│自己メンテナンス

(※以前のタイトルを他の記事に使いたくなったので、この記事のタイトルを変更しました。すみません。何で素直に「がん闘病」って書かないのかというと、自分にとってのがんの位置づけがタイトルの通りだからですかね。肉体から警告受けて、現実レベルで変わらなきゃいけないという意味で。(笑))

最近はTwitterでばかり呟いていてすみません。楽なんですよね、文章短くて済むし。
で、久々の自己メンテナンス記事は、心や精神のお話ではなくて、肉体的な体のメンテナンスのお話になります。

数年前から時々、このブログにも「体調悪い」ってこぼしていましたが、その原因不明の体調不良がついに表面化してしまいました。

最近はTwitterの方で検査の愚痴などを呟いて、一部の方にはご心配おかけしてる事と思います。すみません。
うやむやにしておくとかえって余計な憶測を広げてしまいそうだし、とりあえず、自分の精神衛生と脳内整理も兼ねて、簡単に記事に書く事にしました。
こうやって表に書くと逆に「こんな事まで公の場で書いて」と咎める人も一定数出てくるかと思いますが、そういう人は自分が病気をした時はひた隠しにしておきたい人なのだろう、私とはタイプが違う人なのだと思って、放っておくことにします。

ていうか、私は普段、家族以外の人とは親しく接触する機会がありませんので、こういう場でしか詳しい話が出来ないのです。幸いにもご近所の方や夫の職場の方、私の親戚などもこのブログを見てくださってる様子なので、ここで書いてしまえばもうそれ以上余計な説明に体力と気力を費やす必要もないかと思います。

普段ならこれくらいの文章、一晩あれば書けるんですけど、長時間書いてると患部が痛んだり起きていられなくなる事があるので、8月に入ってから約一か月に渡って、少しずつ思い出しながら書き溜めたものです。

箇条書きで書いているので、検査や治療の流れなども解るかと思います。
出来るだけ客観的に、主な出来事を書いているつもりです。これでも。(笑)
では、興味ある方だけどうぞ。


 
 
【前置き】
■2013年9月25日 生理不順で子宮近辺(正確には卵巣)が痛むので婦人科を受診
・女性ホルモンのバランスが崩れて排卵が上手くいっていなかった。
・妊娠による切迫流産か?それとも更年期障害か?と思いつつ婦人科を受診。
・医師には「妊娠はしてませんね。更年期障害は年齢的に早すぎるなあ。。原因は多分ストレスと睡眠不足による女性ホルモンの乱れだろう」と言われる。
・ついでに子宮頸がんの検診を受ける→異常なし。
・経過観察で排卵は正常に出来るようになった事を確認した為、通院終了。
・ていうかこれ書く為に診察券引っ張り出して初診日見てびっくりした。5年前?もっと最近だと思ってた。あれから5年も経っているとは思っていなかったというのが正直な所。浦島効果ですかね。←

■婦人科受診後~2018年7月初旬 自宅で様子を見る
・月経周期は正常だったり不規則だったりする事の繰り返し。
・長い時で1か月近く月経が続く、または2か月以上月経が来ない。
・加齢のせいだと思っていた。むしろ早く閉経来いよとか思っていた。
・2017年頃~2018年7月初旬にかけて、生理不順の時に再び卵巣が痛む事があった。時々うずくまるほどの痛みがあったが、自然に治ったので受診せず。
・2017年頃から、もう完徹が出来ない、体力が落ちたと感じ始める。
・2018年5月頃から、集中力が2時間程度しか持たなくなっている事に気づき愕然とする。夜間作業が出来ない、普段通りの生活をしているのに異常な疲労感を感じる。(私は通常5~6時間連続してパソコンでの執筆作業や小物作りをするので、2時間しか気力と体力が持たないのは異常)

【本題】
■2018年7月9日 乳房の異常を発見
・左胸の下部が不自然に引きつれて凹んでいる。初めて見た違和感。気持ち悪いと感じる凹み方。肌色も少し黄色く変色している。
・凹んだ部分を触ってみると、だいぶ奥の方に硬いしこりがある。触ると痛い。
・風呂上がり、上半身裸で鏡の前でドライヤーを当ててる時に気づいた。
・両腕を上げて乳房の異常がないか観察するのは乳がんの簡単な発見方法だった事を後で知る。
・実は私が一番落ち込んで独りで泣いていたのがこの時。(独りじゃないとなかなか泣けない性格)
・私は、がんになったら自分の身体はもう寿命だと思っていた。私は元々60年生きられれば充分だと思っていた人間である。ただ自分が思っていたよりも早かったのがショックだったのではないかと思う。私が急にいなくなったら子供らどうなるかなあ、と思うと余計に泣けてくる。
・子供たちが全員独立していれば、特に思い残すことは何もないし、わざわざ辛い治療を受けながら、苦しみながら長生きしたくもないので、いっそ治療せずさっさと死にたいと思うのだが、まだ10年くらいは親の手が必要な年齢なので、しょうがない治してやるか。。という気持ちになる。

■2018年7月10日 夫を説得して診察を予約
・「ひょっとしたら乳がんかもしれない」という私に対して、「そんな事ないと思うけど気になるなら病院行けば?」と軽々しく言う夫。真剣さが感じられない事に半分キレた私は夫を怒鳴りつけて診察の予約をさせる。←キレると夫をこき使う鬼嫁
・私は県立病院で診てもらいたいと思ったが、とりあえず「がんだったら大学病院で見てもらいたい、設備整ってるしそっちの方が安心」という夫の希望を聞く。(※夫が安心する方法でないと私が夫に色々質問攻めされてストレスが溜まる為)

■2018年7月12日 総合病院の外科で初診
・この日は一人で診察を受ける。
・この日受けたのは、問診、触診、超音波、マンモグラフィ。
・超音波めっちゃこそばいwこそばいwwやめてこしょばいwww(笑)
・マンモグラフィ。。上から挟むより横から挟む方が痛い。しこりがあるから余計に痛い。めっちゃぺったんこされる。(笑)
・この病院の医師や看護師さんは全体的に優しくて親切。
・この日の診断結果:左乳房の内側下方に2cm程度の腫瘤がある。悪性(がん)の可能性有。
・見せてもらった診断写真(レントゲン)には、アメーバみたいなギザギザの形のしこりが写っていた。
・この時点で「良性腫瘍だったとしても、この大きさだと手術は必要。でも悪性の可能性が高いだろうなあ」と言われた。
・「今後は針生検とCTとMRIの検査を受けてもらう事になりますが、セカンドオピニオン希望されるんでしたら紹介状書きます」と言われたので、大学病院宛ての紹介状を書いてもらった。
・男性医師に診断結果を説明された時に「お気持ちは大丈夫ですか?」と聞かれたが、ある程度予測していた為たいした心的ダメージはなく、むしろ医師の顔の方が悲壮感漂っていた気がする。良い先生である。(笑)
・ところがしかしその場で大学病院に診察予約を入れてもらった所、最短で8月1日だと言われる。遅せぇ。大学病院相変わらず超待たす。超遅ェ。←

・次の診察までの間、約三週間待つしかない状態。とにかく待つのが苦手&ハッキリしない事が嫌いな私、がんならがんでいいから早くハッキリしてほしい多分がんだけど。とちょっと悶々としていた。
・胸の腫瘤は何もしなくても痛む時がある。検査をするまでこの痛みを腫瘤やがんの類だとは思っていなかったので、気にも留めていなかった。今の状態でこの痛さなら末期の人はどんだけ痛いのかと思う。
・ていうかどっちみち手術するとか嫌だー!がんとか正直どうでもいいとにかく手術が嫌だーっ!!←
・この頃からストレスや睡眠不足で腫瘤が痛んだり、腫瘤周辺にまで痛みが広がり手足が痺れる事に気づいたので、PC作業もお休みし、なるべく楽しい事を考えて身体を休めるよう心がける。

■2018年8月1日 大学病院の乳腺科で初診・針生検
・夫と一緒に診察を受ける。
・建物も設備も新しくなっている。10年以上前、次男(3歳当時)の発達遅延を見てもらった時とは大違い。
・この病院の売店にはガチャガチャが置いてある。
・この病院の売店では流しそうめんセットやプラモデル制作キットを売っている。
・確かカフェが2軒と可愛いお花屋さんと雑貨屋さん?も入っていた。お店見てるだけでも和む。
・とにかく診察までひたすら待つ。待ちすぎてスマホの電池切れかかる。モバイルバッテリーを持ってこなかった事を後悔する。
・相変わらず5分診療だが「サクサク仕事やってます」的な主治医(女医)の態度は嫌いじゃない。

・この日の検査は超音波と針生検。あと血液検査の採血。
・超音波は相変わらずくすぐったさとの戦い。
・採血の現場が銀行の窓口みたいに番号で呼ばれる(笑)。この日は計5本採血された。
・針生検は、患部にストローみたいな針を刺して腫瘤と周辺の細胞を直接抜き取って調べる検査。自分的にはプチ簡易手術のような気分。
・当然痛いので麻酔を使うのだが不幸な事にその麻酔が効かなかった。なんでや知らん効いてない。最悪。(爆)
・麻酔が効かないので知らず知らずのうちに涙が出てきて止まらなくなる。「これをあと3回やります(計4回針を刺す)」とか言われてこのクッソ藪医者(主治医とは別の検査担当医)とか湧き上がるのを抑えつつ「痛い、麻酔効いてません」と訴える。(※私は麻酔が効かない体質ではないし今まで効かなかった事はない。ちなみに私は三度のお産を経験したが陣痛では一度も泣いた事はない。)
・針を刺す時の痛みを取る為の麻酔なのだが、それが効いてない。バチンッと腫瘤を切り取る瞬間はどうしても痛む、というのは検査の途中で医師から聞いた。検査前に教えてくれ。とにかく針を刺す時から痛いのを何とかしろ。←
・結局通常の4倍の麻酔を入れて、最後の4本目の針を刺す時になってようやく痛みがなくなる。でもバチンと切り取る時は当然痛い。これはもう仕方がない。
・全部終わってから検査担当医に「腫瘤が胸のかなり奥にあって麻酔がなかなか届かないのと、筋肉のすぐ近くに腫瘤があるんで余計に痛むんです」とか麻酔が効かない理由を説明される。
・その時は何も言う気力がなく聞き流していたが、ちょっと落ち着いてくるともうちょっと痛みに対する対策取りやがれこの藪医者がおまえ研修医なのか麻酔なしであの仕打ちはただの拷問なんだよ大体検査前の説明が雑っ!4本刺すとか聞いてないっ。とかいろいろ湧いてきたけど本人には何も言わなかった患者が私になります。
・その後、検査担当医が痛み止めを処方してくれ、看護師さんがよしよししてくれたのでまあいいか赦してやんよ、っていう気分になる。←
・とにかく顔が涙でくちゃくちゃなのと手が少し震えているので、しばらくベッドで休ませてもらった。自分で車を運転して帰れる状態ではなかったので、この時ばかりは夫についてきてもらって良かったと思った。
・帰りに病院の売店でガチャガチャを回したらちょっと元気が出てきた。(笑)
・帰宅後は、「もうあれだけ針で抜き取ったんだから腫瘤半分くらいなくなってるんじゃね?」とか冗談を言っていた。
・丸1日経つと患部の痛みが治まった。痛み止めは1回だけ服用した。
・この頃、夫が私の辛さをあまりにも理解しない為、結婚してから溜めに溜めていた約15年分のわだかまりを夫にぶつける。

■2018年8月8日 針生検の検査結果が出る・CT撮影
・夫と一緒に再び乳腺科を受診。
・針生検の結果:乳管浸潤がん。いわゆる「乳がん」である事がここで確定。
腫瘍の大きさは約1.2cm。。あれ?小さくなってる?
・医師によると、乳管突き破って脂肪組織にまでがん細胞が食い込んでる状態。女性ホルモンを餌にして大きくなるタイプのがん。現段階では手術と術後のホルモン剤治療は確定。
・増殖スピードは比較的速めなので抗がん剤も有効らしいが、現時点ではホルモン治療を優先する。
・「実は転院元の医師からお話を聞いて、紹介受けた(7月12日)時点で先に手術日だけ押さえてたんです」と主治医から約一か月先の手術日を示される(この時の手術予定日は9月25日)。この人わりと仕事が早い。仕事が早い人は好きだ。あと総合病院の先生やっぱり良い人。(笑)
・女性ホルモンを餌にしていると聞いて、数年前から続く生理不順とホルモンバランスの異常を主治医に話す。
・「ホルモンの異常が直接がんと関係あるとは限りません」と言われるが、多分がん細胞に女性ホルモンを持っていかれた為、排卵が上手くいかず生理不順になっていたのではないか、と私は勝手に推測している。
・「まあこれから全身の検査をしますので、子宮の方にも異常があったらお知らせしますね」と主治医に言われる。
・今後は、がんがどの程度身体に広がっているかを調べる検査をする事になる。この検査をしないと病期(ステージ)は確定できない。

・検査の同意書に大量の署名をした後、今後の検査の予定表が上がってくる。これから受ける検査は、CT、MRI、超音波、PET-CT。
・検査の予定表と一緒に「手術の流れを説明するパンフレット」も一緒に手渡される。
・検査の予定を確認してくれた看護師に「今のお気持ちはどうですか?大丈夫?」と聞かれたので「正直言うと、がんがどうこうっていうよりとにかく手術するのが嫌。身体にメスを入れるのが怖いからとにかく嫌。でもまあ手術受けますけどね」というと「ま、まあそうですよね。うん、受けましょうね。(^^;)」とやや引かれ気味に励まされる。
・だってがん細胞って言ったってね、結局は自分が作り出した細胞で自分の身体の一部なんでね。出来の悪い子が増えちゃったのはもう自分の身体に限界が来てるせいだし、それで死んだとしても仕方ないと私は思ってますよ。
・私的には、手術時に痛くしないでちゃんと処置してくれれば何でもいい。全身麻酔がちゃんと効く事をとにかく祈るのみ。←針生検のトラウマ(笑)
・この時にアレルギーの有無を聞かれて、前から気になっていた肉類が食べられない事を看護師に話す。
・看護師曰く、「胃腸炎かな?最初の下痢嘔吐が酷すぎて、ひょっとしたら身体が拒絶反応起こしてるんじゃないかなー?でも少しでもアレルギー反応あったんならアレルギーの可能性はあるかも。無理に食べなくてもいいですよ?」との事。
・なるほどこの病院は「徹底した分業スタイル」なのだな。とこの時に悟る。誰に何を聞いたらいいのか、頼んだらいいのか何となく解って来た。後は医師や看護師間の連携さえ上手くいってれば患者としては申し分ない。

・CTを受けるまでに時間があったので、先にPET-CTの説明を聞きに行く。
・当日までの諸注意と、当日の検査の流れを説明してもらい、検査で得た情報を大学病院に渡してもいいかの同意書にサインする。
・他に質問ありませんか?と聞かれて、「どうして大学病院とは別施設なんですか?」と検査と関係ない質問をして医療事務員を困惑させる夫。←
・この日は問診票と検査同意書を持ち帰った。当日までに書いて持参する。

・この日は早速通常のCTを受ける。
・造影剤を入れるための注射針が痛い。私はとにかく体内に異物が入ってる感じが苦手らしい。
・CTの造影剤は熱い。かあっと熱くなる。血液に乗って薬剤が回るスピードって。。1分かからないんですね、という体感。
・撮影自体はレントゲンと変わらない。造影剤を入れる前に数回、入れた後に数回撮る。
・帰宅してから頭がクラクラしてお腹が気持ち悪かったが、空腹のせいなのか睡眠不足のせいなのかそれとも造影剤の副作用なのかよく解らない。←
・食事をしても気持ち悪いのは治らなかったが、一晩寝たら気持ち悪いのは収まった。
・私の入院に備え、夫が仕事の調整を始める。

■2018年8月14日 MRI撮影
・この日はMRIを受ける為だけに大学病院へ。
・お盆休み中なのもあって夫と同伴。
・相変わらず造影剤を入れるための注射針は痛い。もう慣れるしかないと思いつつ意識するとどうしても痛いし気持ち悪い。
・針を入れて待ってる間に山姥切国広極(@刀剣乱舞)の情報がTwitterで流れてきてちょっと元気になった。イケメンが男前になってる予感に沸き立つ。←
・検査室に入る前に金属探知機で全身をスキャンされる。
・CTの時もそうだがこの手の検査装置は巨大なドーナツにしか見えない。
・装置の中に入った途端に眩暈の症状。頭がぐるぐるして気持ち悪い。磁場の歪みが酷いと感じる。これはもう何も考えず寝るしかない、寝よう、寝てしまおう。と決める。
・今回も造影剤入れる前に数分撮影、その後造影剤入れてから数分撮影。
・大きな音がするたびに身体のどこかに何かが当たる感覚。こそばゆいのと背中が温かくなる、そして体が内側から熱くなってくる感覚。
・そうか、俺は今電子レンジに入ってるのか、と気づいたら変な笑いがこみ上げてきたが動いたらダメなので必死に笑いを堪える。←
・「大丈夫でしたか?」と検査医に聞かれて、「最初機械に入った時ちょっと気持ち悪かったです。。多分磁場のせい。。」というと「造影剤じゃなくて?」「磁場酔いかぁ~」とちょっと珍しそうに言われた。
・スピリチュアル業界に足突っ込んでから感覚が鋭敏になってしまっているのがこういう時はネックになるんだなあ。。と、ほとほと思う。手術終わるまではしばらく鈍感で居たい。←
・ちなみに造影剤は冷たいと感じただけだった。(笑)
・病院の帰りに大きな虹に遭遇したのが印象的だった。帰宅してからもしばらく見えていた。

■2018年8月16日 超音波とPET-CT撮影
・前日から運動禁止、早朝から絶食。
・この日は検査のみで長時間拘束されるため、夫は車の送迎のみ。
・超音波を手早く終わらせ、PET-CTを撮影する施設へ移動。大学病院史上最速の待ち時間。(PET撮影が予約時間厳守の為)
・移動の合間に売店でガチャガチャを回す(お約束)。偶然にも2歳女児と触れ合えて和む。
・PET撮影施設がやたら綺麗でちょっと会社っぽい雰囲気の受付。
・身長・体重・血圧・血糖値を測る。血糖値を測る時に耳に針を刺されたのだが、一瞬ピアス穴を開けられたのかと思った。(笑)
・造影剤はあらかじめ入れて終わり。注射針入れっぱなしの刑からようやく解放される。看護師さんが青いゴム手袋してるのは多分。。放射能避けですね?
・医師から一通り説明を受ける。問診と、造影剤に微小の放射能が混じっているので主にその説明。「ごく微量なので検査終わる頃には放射能は体から全部抜けて無くなってる」との事。
・造影剤が身体に行き渡るまで、空港の個室ラウンジみたいな雰囲気の部屋で1時間安静。ただしスマホや本などの私物持ち込み禁止。水を飲みながらリクライニングシート倒してひたすら寝る努力をする。
・1回目の撮影では台の上で簀巻き状態にされる。
・合間に休憩が入り30分ひたすら寝る。私は初めて尽くしなので緊張して実際にはちゃんと寝れなかったが、隣の人は爆睡していたらしくいびきが聞こえてきた。(笑)
・2回目の撮影では両手は頭の上でやはり簀巻きにされる。
・撮影中は特に何の違和感も感じない。
・帰り際、受付のお姉さんがパインアメをくれた。絶食明けの人への配慮。
・今までの検査の中で一番時間かかったけど一番楽だった。ただしお値段も一番高額だった。←
・この頃、息子の誕生日ケーキを焼く気力も失っている事に気づく。元々が白黒はっきりつけないと落ち着かない性格なので、病期や治療方針が決まらないと何も手につかないという感じ。
・私の病状について、夫はステージⅠくらいだと思っていたようだが、私自身は浸潤しているしステージⅢくらいは有り得ると考えていた。

■2018年8月22日 病期判定・細胞診
・今回は「必ずご家族の方と一緒に話を聞きに来てください」と言われていたので、夫と二人で受診。
・針生検・CT・MRI・PET-CTの検査の結果を総合すると:乳管浸潤がん、腫瘍の大きさ2.3cm、女性ホルモンを餌にして増殖するタイプのがん、増殖スピードはやや速め、リンパ節転移の疑いあり。腫瘍はやっぱり2㎝越えてた模様。
・この時点での病期はステージⅡb
・PET-CTでリンパ節に転移らしい影が写った為、リンパ節の細胞診検査を追加で行う。
・「1センチ以上の大きさでないとPETには写らないから、おそらく乳がんの転移の疑いが濃厚ですが、細胞診しないと確定は出来ない」との事。
・また。。また生体検査なのか。。また針を刺されるのか。。orz
・「。。この前の針生検、麻酔効かなくて痛かったんです。。(T_T)」と泣き言をいうと、主治医が「あ、そうなの?え、4倍も麻酔入れたの?じゃあ検査の先生に伝えときますね。痛くないようにしてもらいますから大丈夫」と取次ぎをしてくれた。
細胞診の結果次第では、病期がⅡaになったりⅢ以上になる可能性があるとの事。
・現在の時点では、リンパ節以外の他の臓器に転移はみられなかった。
・ここでようやく治療方法が提示された。選択できる治療方法は2つ。

 ➀術前化学療法(抗がん剤治療6か月)→手術(抗がん剤で腫瘍が小さくなっていれば乳房温存可能・リンパ節郭清)→放射線治療とホルモン療法(おそらく5年くらい)

 ②手術(乳房全摘出・リンパ節郭清)→化学療法(抗がん剤治療3~6か月)→放射線治療とホルモン療法(おそらく5年くらい)

・どっちを選んでも手術と抗がん剤と放射線とホルモン治療のフルコースじゃーんwいやーんwwあははははははwww
・リンパに転移してる可能性大だから、レントゲンに写らない大きさの微細ながん細胞がもう既に全身に広がっているという前提で治療内容が決められている。
・この時の私の希望は、「日常生活が滞りなく出来る事(PC作業や細かい手作業が出来ればOK)、体力維持の為の軽い運動が出来る事」この2点のみ。
・つまり今まで通りのブログや本(増補版)の執筆作業、絵を描く作業、小物づくりやドールいじり、たまに都会へ遠征が出来る気力と体力が維持できるかだけが気がかり。
・この点に関しては医師と色々話して、抗がん剤を使っている間の諸注意などをクリアすれば問題ないと言われる。
・副作用を緩和する為の薬を、副作用が出る前にあらかじめ飲む事で、不快な症状を抑えるので、寝込んでしまうほどにはならないはず。どうしても辛いようなら抗がん剤治療を一時中断するなどして様子を見るとの事。
・抗がん剤を入れてから2週目が一番免疫が落ちて体が弱るらしいので、手洗いやうがい、歯磨きなどで口の中を清潔に保って、感染症をもらわないようにマスクをして人込みを避ける事。3週目などの一番体調が良い時に外出の予定を組む事、など。
・「抗がん剤治療中に『北海道まで行ってきま~す!』って旅行に出かけた患者さんも居ますよ。楽しい目的のおでかけなら大丈夫です。(^^)」と言われてちょっと安心する。
・➀を選択した場合、抗がん剤治療が終わった後の手術の時期が2019年2月~3月頃になる。次男の高校受験時期と重なる為、もし3月に手術を受ける場合は受験日前は避けて受験後に手術の予定を入れられるか、と聞くと「OK」との事。
・主治医のオススメと私の希望がほぼ一致しているので、診察の時点では➀にしようか、と大まかな話がまとまる。
・主治医いわく「大体方針が決まりましたけど、一度家に帰ってご家族でじっくり相談してから、上記の➀と②のどちらにするかはっきり決まったら、次の診察の予約を入れてください」という事で、とりあえずお持ち帰り案件に。

・続いて、「乳がん看護認定看護師」の資格を持つ看護師さんとお話をする。
・この認定看護師さん、実は主治医と話している間ずっと診察室の隅に座って私の話を聞いていた。
・がん告知前後の私の心の状態や、治療で髪が抜けたり乳房がなくなるなど容姿が変化する事への不安などを色々聞かれる。
・主治医とは主に➀の抗がん剤の話をしていて、②の手術の話を聞きそびれたので、看護師に全摘出した場合の乳房再建の話を聞いてみる。
・私の場合は、腫瘤摘出と同時に乳房再建(Ⅰ期再建)をすると、再建した人工乳房が放射線治療の邪魔になるので、正直なところ再建は簡単には出来ないとの事。全ての治療が終わってから再度再建手術するしかない。というお話だった。やっぱり➀にすべきかな~と思う。←何度も手術したくない
・今まで見た目をあまり気にしてなかったとはいえ、いざ「片胸全部取る」って言われると、やっぱりちょっと抵抗感があるんだなぁ。私も一応女なのだなあ。(笑)
・ていうか、看護師が何の躊躇もなくここまで乳がん手術の事答えられるのってすごいな。やっぱりそれ専門の資格を持った看護師さんなんだな。と密かに関心する。
・心理状態などを聞かれたので、この際だから話した方がいいかと思い、2008年~2010年頃まで重度の抑鬱で通院治療していたことを看護師に話す。子供がまだ小さかった2003年頃からトータル7年くらいの間、私は重度の抑うつを患っていた。
・この時に聞かれたのが、飲んでいた薬の種類(セロトニン抑制系と睡眠薬)、入院の有無(私は通院のみ)、当時の通院手段(自分で車を運転)、現在は夜眠れるかどうか(寝れない時はむしろ好きな事をして力尽きたら寝る)。
・抑うつでどん底だった時よりも、がんの告知で落ち込んでる今の方がずっと前向きな考え方を維持できているし、心理的にはずっとマシな状態である事を看護師に話す。
・「寝れなくて何も出来なくてボーっとする事はないんやね?じゃあ大丈夫。がんの治療中に気持ちが塞いでカウンセリング受けたくなったり、鬱の薬が欲しくなったら専門の先生に繋いであげるからいつでも気軽に言ってね?」と言われる。
・そうですな、今度は起き上がれなくなる前に早めにお願いする事にします。これでいざという時の助け舟も確保できたので一安心。
・髪の毛が抜ける事に関しては、抗がん剤を使うなら仕方ないと思っていたので、むしろいろんなウィッグを試して髪型のお洒落を楽しんでみようかと思っている。コスプレイヤーの皆様どうぞご指南ください。(笑)
・看護師さんも「そうそう、その調子でウィッグのお洒落楽しんでね~♪」と言ってくれた。
・抗がん剤治療を始めると眉毛もまつ毛も無くなるし、爪も変形したりダメになるとの事で、今までつけまもネイルもしたことがなくメイクも適当で自分の外見を磨く事には全く頓着しなかった私が、必要に迫られたとはいえ、40過ぎた今頃になって美容に目覚めつつある不思議。
・「ちょうど今週末にアピアランスケア教室があるんで来ますか~?ウィッグの試着も出来ますよ~」と言われたので、行きたいです♪ぜひぜひ♪と飛びつく。新しいジャンルのお洒落に目覚めた腐女子の感覚である。←
・子供の事や家事の事も聞かれる。息子達はもう全員10代半ば(中高生)なので、この機会に自分の事は全部自分でやれるようになってもらう。家事も分担してやってもらう事で私の負担を軽減する。良い教育の機会だと思う。
・看護師「男の子も料理出来た方が、ほら、結婚もしやすいっていうしね?(^^)」
 私「そうそう、今どきの男の子は料理くらい出来ないとね~?」
 看護師「ですよね~?息子さんにもお父さんと一緒にお料理手伝ってもらうといいですね?(チラッと夫の方を見る)」
 夫「。。。」←ここで咄嗟に「任せて」とか「がんばる」とか反応が出来ない夫。
と、最後は看護師さんと私が意気投合して終了。

・続いて、細胞診の検査を受ける。
・診察台で待っていると、検査医がバッとカーテンを開け放ち、「前と同じ人でごめんね~!wもう会いたくないだろうけど~!ww」と笑顔で明るく陽気に言い放ちながら入って来たので「あははははwwそんな事ないですよwww」と思わず笑ってしまった。検査医の感情に翳りが無かったので嫌味には感じなかった。ある意味プロフェッショナル。(笑)
・今回の検査は、前回よりも細い針でリンパ節の細胞を吸い取って調べる。
・「今回はバチンとならないから大丈夫よ~」と言いつつ、超音波で患部を見ながら長ーい注射針で麻酔を入れる。
・検査針を入れる瞬間だけ一瞬ピリッと違和感あるのだが、大丈夫麻酔効いてる。前回より丁寧にやってくれてる感じがする。痛くないだいじょぶw
・今回は超音波で細胞が吸い取られる様子を見る余裕があった。ふよふよした丸い塊がめっちゃ吸引されている。
・ていうか、検査医と看護師さんとのやり取り見てると、多分この先生個性的で面白い人なんだと思う。
・「今回も4回くらい取るんですか?」と聞くと、「2回か3回くらい」と返ってきたが、実際は2回で終了した。
・絆創膏を貼った後、「気休めだけどおまじない的にちょっと押さえて止血しとくわね~」と、検査医がしばらく患部を押さえてくれていた。
・検査医「私患者さんよく泣かすんだよねーw」 私「泣かすんですかwwww」
・「痛み止めどうする?欲しかったら出すよ?」と聞かれたが、今回は痛くないし、前回の薬がまだ残ってるので大丈夫、と言うと「私、前回痛み止め処方したっけ?え?私が出した??そうだっけ??」って、そうですよwwwwやっぱ覚えてなかったかこの先生wwww
・「前回の痛みはどれくらいで引いたの?」と聞かれたので、丸一日くらいで痛みが治まりましたと言ったら、「え?そんなかかった??」と驚かれたのである。
・この人絶対水星かどっかに牡羊座持ってると思うん。。
・私、なんとなくこの検査医と似てる人を知ってるような気がするんだけど。。あ。。この人ひょっとしてハンジなのか?ハンジ・ゾエ(@進撃の巨人)なのか??←妙な納得感
・検査医には次の予約の事まで気にかけてもらい、最後は笑顔で別れた。
・売店にガチャガチャを回しに行くと、アクセサリーや時計のお店が出店していた。可愛い地球儀のキーホルダーを購入。

・帰宅後、夕食の後に家族会議。主に息子達にこれからの事を話す。
・➀の治療方法でいいかの確認と、その場合の手術の時期が2月か3月頃になる事。次男の受験日と手術日がかぶらないようにする事。あと私の毛髪が抜ける事や副作用で体調が悪くなる事、完治するまで最低でも5~6年はかかる事を伝えて、協力をお願いする。
・「ちなみに、抗がん剤治療が終われば髪の毛はまた生えてきます」というと子供たちはちょっとホッとしていた様子。(笑)
・長男と次男は割と真剣に聞いていたが、三男はゲームしながら「はいはい、ママがんばれ」とかいうので後でもう一回「自分の身の周りの事は自分でやりやがれ」とお説教せねばならぬ。←

・次回の診察で治療方法を確定し、細胞診の結果を見て、治療の為の血液検査を再度やってから、抗がん剤治療に入る予定。
 
 

というわけで。

まだ細胞診の結果待ちですが、おそらく治療方針は変わらないと思いますので、9月に入ってから、本格的に抗がん剤治療が始まるだろうと思います。

私と夫の両親や親戚縁者は遠方におりまして、どちらの親戚も日帰りでは通えない場所に住んでおり、どちらの親も介護が必要な家族を抱えている為、治療中の援助は期待できません。夫と息子達の5人でこの治療を乗り切る予定です。

これから先、手術や通院などの都合で、息子達の学校でお世話になっている方や、夫の職場の皆様には大変ご迷惑をおかけする事になるかと思いますが、この記事に書いてきた点をご承知いただき、寛容な心で見守って頂けますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。

あとTwitterで治療関係の事をたまにぶつぶつ呟くのもガス抜きの為なので、見かけたら何も思わずスルーしてください。気になってしまう方はフォローやリストから外して頂ければ幸いです。
 
 
この前キャンプに行った時に撮った写真。赤い星を狙ったんだけどたぶん火星だと思う。

で、1万文字超えてしまったので、続きは新しい記事を立ち上げて書きます。
また今回みたいにある程度書き溜めたらアップすると思います。
 
 

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