「ヘブライ文字からイメージする72天使」│内観考察

今回は、72天使をイメージ化、具現化する事について。少しだけ書きます。

あちこちの記事で書いてると思いますが、72天使に、「これ」といった決まった姿はありません。天使の名前が男性名、女性名に関わらず、男に見えてもいいし、女に見えてもいいし、老人っぽかったり子供っぽかったり、性格に個性が現れていたりしてもいい。。地上に居る自分自身の姿が反映されてるんですよ、それって。
自分の魂のルーツや、これまで積み重ねてきた経験が天使の姿に反映されてる、という感じかな。
皆さんそれぞれにご自分のイメージがあると思います。
私の72天使も、「私だけの72天使」なんです。

私の72天使でいうと、
セラ(ガイダンスガーディアン)は、私の「神性」の代理を務めたりするし、私の魂の経験の蓄積そのものを体現したりもするので、「私の魂の成長の結果」みたいな姿をしていると感じます。
ダン(インカネーション)は、「今生はこう在れ」というような姿をしていると感じるし、
サラ(ハート)は、「心の持ち方はこう在れ」と伝えて来てるんだな、と感じるし、
ハナとユリ(インテレクト)は、「他人からはこんな風に見られたり、私が他人に関わる時はこんな風に接するんだな」という姿をしています。

だから、私の72天使を具現化したドールには、72天使本来の名前ではなく、自分で考えた独自の名前を付けて、他の人の72天使と区別するようにしています。
このサイトでは前回の記事から、天使名ではなく、うちの子独自の名前を使用しています。

とはいえ、最初はなかなか、72天使のイメージが掴めませんでした。特にハナちゃんのイメージには少し葛藤していました。この天使はタロットでいうと「悪魔」の象意を持っていたので。結局どう捉えたらいいのかなぁと思っていて。
それが数か月前にようやくスッキリ腑に落ちたんですけど、せっかくなのでそのきっかけをこちらでシェアします。

72天使の名前はヘブライ文字3文字構成。一文字一文字にそれぞれ意味があって、それを探究すると面白いよ。という話を、ワークブックに書いています。
その探究の材料として、新たにこちらをご紹介します。既にご存知だったらすみませんが。

「高等魔術の教理と祭儀・教理編」(エリファス・レヴィ著/人文書院)より引用します。
ヘブライ文字一つ一つに込められている、魔術的な解釈です。

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(※第一組・七大特権)
アレフ。(Alef)- 「神」の顔をまともに仰ぐとも、死することなく、天上の全軍を指揮する七体の精霊と親しく語らう。
ベト。(Bet)- 一切の苦悩と恐怖を超える。
ギメル。(Gimel)- 天上全体を味方につけて支配し、地獄全体にかしずかれる。
ダレト。(Dalet)- 己の健康と生命を意のままにし、他人のそれをも等しく意のままにする。
ヘエ。(Hey)- 不運に見舞われることも、災害に悩むことも、仇敵に打ち負かされる事もない。
ヴァウ。(Vav)- 過去、現在、未来の条理を知る。
ズァイン。(Zayin)- 死者復活の秘密と不死の鍵とを握る。

(※第二組・七大特権に次ぐもの)
ケト。(Het)- 〈賢者の石〉を見出す。
テト。(Tet)- 〈万能薬〉を手に入れる。
イォド。(Yud)- 永久運動の法則を知り、円積法の証明も可能。
カフ。(Kaf)- あらゆる金属のみならず、土までも、地上の汚物までも金に変える。
ラメド。(Lamed)- いかなる猛き獣をも飼いならし、蛇をも痺らせ呪縛する言葉を述べることもできる。
メム。(Mem)- 「普遍的学問」が授けられるかの名高い技術を獲得する。
ヌン。(Nun)- 準備も勉学も行わずとも、すべての事柄について該博に語りうる。

(※第三組・魔術道士の有する以上のものよりも劣った七能力)
サメク。(Samech)- 男性の魂の奥底と女性の心の秘密を一目で知る。
グナイン。(Ayin)- 意のままに、「自然」を征服する。
プエ。(Pe)- 高度な自由意志、或は把握不可能な原因によって左右されるものをのぞいて、未来の出来事をすべて予見する。
ツアデ。(Tzade)- 万人に対して即座に最も有効な慰籍と最も有益な助言を授ける。
コフ。(Kuf)- 逆境に打ち克つ。
レシュ。(Resh)- 愛憎を制御する。
シン。(Shin)- 富の秘訣を手に入れ、常にその支配者としてとどまり、そしてけっしてその奴隷にはならない。貧乏生活にも甘んじ、けっして惨めな心境に落ち込まない。

タウ。(Tav)- 以上三組の七項にさらに付け足すならば、賢者は森羅万象を支配し、嵐を沈め、病人の体に触れてこれを癒し、死者をも生き返らせる!
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この本は本当に「魔術書」なので書き方もちょっと仰々しいし、原著は19世紀に書かれたものなので現代の感覚だと時代錯誤な点もありますが、内容的には参考になる資料だと思います。
ていうか19世紀に書かれた西洋魔術書が日本語に訳されて21世紀になっても売られてるってのはある意味凄い。これ絶版本じゃないんです、まだ刷られてます。近くの本屋さんで普通に買いました私。(笑)

()内の注釈英文字(色がついている部分)は私が本の内容を要約して追記したものです。あと、本に掲載されているヘブライ文字は入力が面倒なので省略しています。日本語とは文法が違うので、一緒に書くと文字があらぬところへ飛んだりするし、文字化けする可能性もあるので。
この本のヘブライ語の発音と、私がご提供している発音表とでは日本語訳が違っているので、英文字の方でワークブックの資料と照らし合わせてください。

質問が来るかもしれないので先に答えておくと、ヘブライ語の発音を日本語で表記する場合、翻訳する人によって表記の仕方が様々で、絶対にこれと決まったものがないようです。習う教科書によって違いがある、という感じです。アルファベットでの発音記号はほとんど統一されてるみたいですが。。ヘブライ語の発音を日本語で表現するのは難しいと感じます。

こうしてみると、ヘブライ文字って仏教でいう梵字みたいだよね。梵字は一つ一つが仏様の力や性質を表すでしょ。72天使におけるヘブライ文字も、そんな感覚で見るとスッと入ってきやすいのではと思います。この本では、ヘブライ文字を魔術を扱う際の「呪文」として捉えている節がありますが。この本の著者であるレヴィ氏は、たとえば陰陽道で九字を切る時の呪文のような感覚でヘブライ文字を使っていたのかもしれません(本を読んだうえでの推測です)。
そういう使い方も勿論できますが、私がこの記事で書きたいのはそういう事じゃないので省きます。(というか、そういう使い方は色んな意味で危険なのでやめて頂きたいです。魔術的な精神修養をしていない人は特に。)

ちなみに、ワークブックには書いてますが、72天使の名前に「ギメル(Gimel)」は一文字も使われていません。この本の解釈を見ると、含まれていない理由が見て取れる気がしますよね。私見ですが、「ギメル」のような言動をする存在は72天使ではない(天使ですらない低次元の存在の可能性がある)。。という判断基準にも使えそうですね。(笑)

で、ご自分の天使のヘブライ文字を上記の中から探してみて、意味を組み合わせると、「なるほど~この天使はこんな性質を持ってるのか~」となります。
私は、タロットの象意だけでは漠然としていたものが、これを見て自分の72天使の特徴をズバッと言い当てられたような感覚になりまして、「そうなんだよね、そういう所ある!」って腑に落ちました。

私はこれで、ハナちゃん(インテレクト)が持ってる性質をポジティブに受け入れることが出来て、救われた気分になったんですよね。なるほど、タロットの「悪魔」にはそういう解釈の仕方があった、と思って。

ここには詳しく書きませんが、上記に引用した内容は、タロットの象意と照らし合わせても共通点があり、納得できる解釈だと思います。
興味ありましたら参照してください。
いずれこちらもワークブックの増補版に入れますが、参考文献を咀嚼して、私の言葉で私なりに解釈したものを加筆しますので、文面は違うものになる予定です。

 
 

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